★手作りモルタルプランターWS・報告

★手作りモルタルプランターWS・報告

★手作りモルタルプランターWS・報告
(7月25日@練馬KAKURI工房にて)

かぼちゃさん主催の『モルタルでプランターづくり』WSについてご報告いたします。

今回のWSでは、モルタルで植木鉢をつくりました。
と同時に現役の大学院生で、建築構造の勉強をされているかぼちゃさんによる「モルタル・コンクリートの基礎知識」講座もあり、とても盛りだくさんで充実した時間を過ごすことができました。

実は私、以前から「モルタル・コンクリート・セメント」の違いも判然とせず、なんとなくすべて「粉だったものを水で溶くと、カチンカチンに固まるものかなぁ~?」程度にしか思っていませんでした (´д`ι)

で、今回の勉強でわかったことは、セメントとは「接着」という意味だそうです。
セメントに水を足せばペーストという接着剤になり、それに砂をプラスするとモルタルになる。
更にこれに小石を加えればコンクリートになる・・・というスリーステップなのだそうです。
今まで漠然と知っているつもりになっていたこうした用語の基礎知識が、実はまったくわかっていなかったことにいまさら仰天。

ところでこういう「コネもの」初体験の私としては、今回どんな作業をやるのか興味しんしんでした。
しかも現在アパート管理をしている立場でもあり、こうしたノウハウは以前から習得したかったんです♪

では材料の説明から・・・
まずは「セメント工房(CMC)」と色づけの為の砂(チタン等が配合されている)、水を準備。

①セメントの粉末と色砂を容器に入れます。
②水を注ぎ、適度な固さになったらスコップや割り箸などで練っていきます。
ただしあまりにもじっくりやっていると固まってしまうので、出来るだけ手早くまぜあわせるのがコツ。

③使い捨てのプラスティックや紙製の容器に①の材料を入れ、更にひとまわり小さい容器をまわしつつ押しつけるように入れて、固まるまで待つ。
植木鉢を作る場合には、液が固まる前に底の部分に水はけ用の小さな穴をあけておく。
また、好みによってはタイルなどをはりつけるのもいいでしょう。

ここで注意点・・・まだ固まらないモルタル液が、じわじわと上に置いた容器の底にまわってしまい、段々と容器が押し上げられ、せりあがってしまうのでご注意を。
対策としては、容器の中に重石となるものをいれるといいようです。

④乾いたら、容器をハサミなどで切って中身を出します。

ちなみに私が作った植木鉢がコレです。
今のところ水に強いという利点をいかして、観葉植物を入れてからお風呂場に置いてみようかなどと考えています。

ちなみにランチの前には、みんなでスーパーマーケットの食品売り場を探訪しました。
お弁当を買うのが主目的ですが、実は型にする容器を探すためでもあったんです。
食品売り場を歩き回ると、棚には可愛いプラスティック容器に入ったカット野菜やフルーツがたくさん置かれていて、どれもこれも欲しくなってしまいます。
それ以外にも容器にできそうなものが色々とあり、皆さん夢中になって探していました。

ランチのあとは「超速乾のモルタル粉」を使った簡単な容器づくりにチャレンジしました。
これはひたすらモルタル粉を水にまぜて型に入れ、あとはヘラや手で形を作って固めるだけという簡単なもの。
もしもプラスティック製の動物等の型があったら、成型してお庭のオーナメントなんかを作るのもいいかもしれませんね。
お子さんの夏休みの自由研究なんかにもピッタリかと思いますので、興味のある方はぜひともチャレンジしてみてください。