塗料メーカーで壁塗り体験 in福岡

塗料メーカーで壁塗り体験 in福岡

こんにちは、福岡支部のnaruです。

今回は、福岡市博多区の西井塗料産業さんにあるベンジャミンムーア・ペイントのショールームで壁塗りワークショップを体験してきました。

使用するペイントは100%アクリル(有害性有機物がいっさい入っていないって事らしい)なので、臭いが少なく乾くと水拭きにも強いのだそうです。

金属に直接塗っても剥離、日光による色褪せ、ひび割れもしにくいものもあるそうです。

 

用意されている「壁」はすでに10回くらい塗ってありましたが、前回の色はまったく分かりません。

ちっともモコモコしていないですね~っていうと、被膜がとても薄いのでこのくらい塗り重ねても分厚くならないとのお答えでした。

マスキングテープとマスカーでの養生の仕方や、刷毛とローラーの使い方等を丁寧に教えて頂きました。

壁塗りペイントは養生した境目を刷毛でしっかりと塗ってから、広い面へ。ローラーで『W』を描き、それを上下に伸ばしていく。 これを繰り返しながら横へ移動して、下の方へといき全部を塗ります。

ブロックごとに小分けして塗っていく感じです。

ペイントは、2度塗りが基本。

20~30分ほどで乾燥するので、またブロック単位で塗るイメージで次は上段あたりを下から上、下から上へとローラーを転がします。端まで行ったらその下の部分をまた下から上へ。

これが乾くと塗りムラはほとんどなくなります。最終修正は筆でチョンチョン、で完成~。

 

さて、ここからが、お伝えしたい本題。\(^o^)/

ちょい技をいくつか見せて頂いたので、どうぞご参考までに☆(^o^)

 

マスキングテープを長~く貼るときに、途中をこの角度で、テープ自体で押さえます。片手で手を離さずに押さえるので、テープがよじれにくくなります。

 

マスキングテープを、ハサミを使わずまっすぐに切る技。テープを90度折って側面を使って切ります。

 

ペイントする時は、塗料が染み込まないようにマスキングテープをヘラなどで更にしっかりと押さえる事が大事です。

 

床面は、マスカーで養生します。マスキングテープの上から少しずらして貼って床に広げますが、

壁面にもマスキングテープの粘着面を表にした輪っかを作って貼れば、ビニールが浮きません。

 

2度塗りまでの乾燥待ちの時間、容器にローラーを入れたまま、マスカーをぐるっと貼って上を結び塗料の乾燥を防ぎます。

どれも、ちょっとした事なのですが、なるほど~って思ったのでした。

最後に、このベンジャミンムーアペイントのショップでは、3500色の色見本から、その場で調色して約5分で出来立てのペイントを作ってくれます。

基本の白が入った缶に色を混ぜてふたをします。機械に入れてグルングルン回したら出来上がり♪

ベースの塗料缶にはすべて白が入っていて、それに基本の12色で調色するのだそうです。黒にも白がベースで入っているって聞いてビックリ。色にこだわりがある方なら、探している色が見つかるかもです。

こちらの壁塗りワークショップ(詳しくは直接聞いて下さい)は、毎週、土曜日と日曜日開催で所要時間は2時間くらい、無料です。空いていれば希望の時間帯にやって頂けます。当日でも申し込み大丈夫みたいですよ。