両面テープ講習会の報告

両面テープ講習会の報告

両面テープの講習会に行ってきました。
私は最近壁紙で派手な柄を使ってみたくてうずうずしています。
でも失敗しちゃったらどうしようと二の足を踏んでいます。

両面テープとマスキングテープで壁紙を貼ることができたら、
ちょっと派手な柄ももっと気軽に貼れるのにな~と思っていたところにこの講習会。
とりあえず話を聞いてからにしようと保留中だったんです。

この講習会は当初予定していた人数ではさばききれなくて、
追加で募集をかけたほど大人気でした。
それだけ注目度の高い講習会だったので、
聞きに来られない方にもわかるように書こうと努力してみます。
わからなければ質問してくださいね!

まずは両面テープの構造から・・。
テープは基本的に3層構造になっています。
真ん中に基材と言ってテープの形を作るための物が入っていて、
それを挟むように粘着剤がついています。

基材にはこれだけ種類がありますが、
その材質によってどんな性質になるのか実際に体験してみました。

配られたのはこちら。
薄いアルミ板に両面テープが4種類ついています。
左から不繊布、アクリルフォーム1(・・で合ってる?)、ポリエチレン、アクリルフォーム2です。
剥離紙をはがした状態で少し粘着面を触ってみましたが、
アクリルフォーム1が一番粘着力が強くて、
不繊布は紙に貼ってもぺろりと取れそうな感じでした。
ただ基材の厚みが一番薄くて、
凸凹になったら困る場所には不繊布のほうがいいのかなぁ?と思いました。

剥離紙をはがしてアルミを二つ折りにしてぎゅーぎゅー押します。

では剥がしてみましょう。
・・と思ったのですが最後の一枚が全然剥がれません。
無理するとアルミで手を切るといわれたので、
私は早々にあきらめてしまいました。
でもりかっぴぃさんやムーミンさんはあっさり剥がしてましたよ。
力持ち~!!
ちなみに接着力が欲しい場合は一日置いたほうがいいとのことでした。

この強力な両面テープはこちら!
普通ならつかないポリプロピレンにもくっつくそうです。
他の両面テープではつかなかったプラスティック製品で試してみてください。

3Mさんとしてはこれが一押しのようです。
1.8トンの車も持ち上げられるし、
テレビ番組「ほこ×たて」で高圧洗浄機にも負けない接着力なのだそうです。

いい笑顔ですよね。
この商品を愛してるんだなぁって言う感じがします。
こんなに伸びま~すとポーズをとったところで、
シャッター音が鳴り響いていましたが、
皆さん何に使うのかしら・・。

ポリエチレンやポリウレタンを基材にした場合の話も聞けばよかったなぁ・・。
どういう性質でどんな用途なのかな?

あ、施工時の注意です。
大きい面積を貼る場合はテープを縦にして、
隣のテープとの間にすきまを作って貼ってくださいとのことでした。
その状態が一番接着力を発揮するんですって!

ごめんなさい。
ぼけた上に横になっちゃってますが、
黒くて一番粘着力の強かったアクリルフォーム1はこれです。
これは重ささえ気を付ければ、
屋外のコンクリートとかにもくっつくそうです。
ブリックレンガみたいな軽い物ならこれで施工できます。

これはなんでもくっつく接着剤です。
やっぱり頑丈にくっつけたいなら両面テープよりこれです!とのことです。

両面テープの粘着力はすごいと思いましたが、
結局私はどうしても両面テープをきれいに剥がせないというのが引っかかってしまいます。
だって粘着力がすごいとはいっても接着剤にはかなわないわけでしょう?
接着剤なら基材の厚みも出ないしなぁ・・。

あまり知られていませんが壁紙も作っているそうです。
一般向けではなく業者が大きい建物を作ったりするときに使うものだそうです。
裏をよ~く見ると格子状の溝が入っています。
ここから空気が抜けていくので気泡が入りにくくて、
初心者でも貼りやすいとのこと。
ぜひ可愛い柄を入れて一般向けに販売してもらいたいですね。

壁紙をいずれ剥がすことを前提に貼るためには、
片面はマスキングテープ並みの接着力で、
もう片面に強い接着力が欲しいんだけどなぁ・・。
ね、ムーミンさん!
もしくはきれいに剥がせる剥がし材をセットで売るとか・・。
3Mさん開発してくださ~い!
女子はね、接着力が強ければいいというわけではないのです。
大事なのは何に使えるか?なんですよ。