アンティーク塗装 それから 

アンティーク塗装 それから 

お母さん、僕のアンティーク棚受け、どうしたでしょうね・・・。(人間の証明風)←古くてすいません。

 

みなさま、りかっぴぃです。

そういえば、夏にアンティーク塗装のWSを実施したのですが、ご報告をすっかり忘れておりまして失礼いたしました。なぜ思い出したかというと、そう、昨日一昨日とちょいと復習してみたんですよ。家にあってもう捨てようかなーと思っていたプラスチックのいくつかの物を「そうだ、ゴールドに塗ってみたら蘇るじゃん!?」と思い立ち、塗料も道具もあるしヒマもあるしやってみるべ!と相成ったわけですが、はて、どうやるんだっけ・・・?メモもどっかいっちゃったし、ブログにも報告書いてないから手順覚えてないよーーー。やっぱりちゃんと書くんだったぁーーー、と反省・゚・(ノД`)・゚・。

とりあえず、わずかな記憶と何枚かの写真を一所懸命見て、材料と道具を揃え、玄関に新聞紙を広げて塗ってみました!

◆塗ったもの(薄いグリーンの籠、白い鳥かご、赤い塵取り)

◆ゴールドの籠

◆ゴールドの鳥かご(ミニ朝顔の鉢)

 

あーなんとか思い出してきました!!やっぱり塗装は楽しいです!チャンチャン!

と、塗ったことに満足して、もうさっきの反省はどこへやら???るんるんと道具を片付けていた時、

 

「ちゃんとやるニャ!(怒)」

と諭しの声が・・・。そう、ブログにもうちょっと手順とか書いておいたらもっとアタフタしないでできたんです。自分はノート取り切れてないんだから、ブログに書こうと思ってた事を思い出し、写真と文字で記録します!参加してない人にも伝えられますものね、一石二鳥!

 

ということで、アンティーク塗装、工程は以下のように進めます!

◆下地に黒板塗料を塗るニャ

ゴールドの下地として、黒板塗料を塗ります。棚受け金具はもともと白い塗料が塗られていたので、更なる塗料が塗れるように、ターナーさんの方でミッチャクロンをあらかじめ塗っておいてくれました。その上に黒板塗料を塗りました。

◆乾かすニャ(2度塗りするニャ)・・・(これ、忘れてた)

1度塗りをした後はドライヤーで乾かして、2度塗りしました。家でやった時は2度塗りをすっかり忘れて1度塗りの上にすぐゴールドを塗っちゃいました。確かに、ちょっとこすったら元のプラの色が出ちゃうところがあったりして、やっぱり2度塗りは必要です。。。

◆ネオカラーゴールド(2種類)を混ぜながら塗るニャ

ネオカラーゴールド(パール)というチューブの塗料を使いました。パールゴールドとパールプラス(真鍮色)?単色より2種類を混ぜながら塗る事で色に微妙な深みがでるのでしょうかね。。。チューブなので扱いやすいのと、紙のパレットが便利でしたヨ。紙のパレット、どこで売ってるんだろう?

ゴールドの塗り方は全体にベタっと塗ってしまうのではなくて、刷毛のようなものでぽんぽんと叩くように色を漬け、ところどころ(くぼみや溝のようなところ)は下地の黒を残すようにして古い感じになるようにします。くぼんだところとか、錆とか汚れがついて黒ずんでますよね。実際のものの汚れ具合をよく観察していると、こういう場面で役に立つということなんですね(汗)

◆乾かしたら「汚し」をするニャ

 

ゴールドを塗った後は焦げ茶の絵の具を水で薄めて絵筆で所々落としていきます。汚れた泥水に浸かった感じでしょうか。この「汚し」の塗料は子供の絵の具など、水性の絵の具のようなものでいいみたいです。絵の具が乾いたら、仕上げにゴールドを絵筆にとって、エッジに塗っていき、際のところを光らせます。汚しで全体がくすんだところに、ほんの少し光輝くところがあって本物っぽい感じに仕上がります。

◆Before/Afterニャ

普通に売ってる白い棚受けがこんなアンティーク調に!!

おっとねじもゴールドに塗るのを忘れないで。今回はターナーさんの方で塗ってくれました。小さなネジはこんな風に缶などの蓋を開けたところにガムテープを貼って、ガムテープにネジをブスブス刺して、まとめて塗っちゃうと楽!手で1個1個持って塗る事を考えるとなんとも効率的!

◆午前の部

◆午後の部

 

◆アンティーク塗装はまだ続くニャ(新たなテーマでWSを企画する予定ニャ)

さて、この棚受けの下のシャビーな感じの板が気になる方はいませんか?こういう塗り方やクラック(ひび割れ)塗装などのアンティーク塗装技術を学ぶWSを企画しようと思っています。今月やれたらいいな!またブログでお知らせしますので、興味のある方はまた参加してくださいね!ではでは。

 

よろしくニャ♪