UR国立富士見台 DIY&MUJI見学ツアー

UR国立富士見台 DIY&MUJI見学ツアー

UR国立富士見台 見学ツアーのご報告(2016.9.14)

リノベ×UR×DIY女子部

というわけで、URのリノベ部屋を見せていただくことになりました。

緑の草木に囲まれた閑静な住宅街にたたずむUR賃貸住宅。多少の決め事はあるにせよ、基本、自由に手を入れて原状回復なし、っていうのがDIYerにはありがたい制度。

入居・退居を繰り返し年数の経過とともに価値が下がるのではく、住む人の手が加わることで付加価値が上がる。リノベーションの素晴らしさはこういうところにもあるのだろう。

 

では、さっそくMUJI(無印良品さん)とURさんのコラボのお部屋から紹介しますよ。

 

昭和の香り高き公団住宅の間取り。これがMUJIさんの手にかかると….

ビフォー&アフター(ちょっと見えにくいけど雰囲気つかんでね)

 

白を基調とした空間に無印良品さんの「見せる、見せない」のバランスのとれた収納やインテリア小物がとてもよく馴染み、住む人に癒しを提供してくれる、そんなMUJIさんの思いが伝わってきます。

 

▼こちらはダイニング。対面キッチンから見える壁面をフル活用して収納棚が美しく配置されている。圧迫感がないのはナチュラル素材だからこそ!

 

▼対面式キッチン。食卓と一体化したキッチン天板は、日本の標準キッチンよりやや高めの900mmぐらいに造作されていた。

 

▼キッチン向こう側(南側)は洗濯スペースになっているので、家事動線がいいね。

▼キッチンの床は天然素材の麦わらパネル。感触はコルクに近いかな。

▼間仕切りはプラダンの重ね使いとアルミ枠の襖。半透明なので柔らかく光を通しながらも視線を遮ることができる、破けない、水拭きができる等々。このアイデアにはとても感動した!

 

▼寝室 押入れを改造したクローゼット。こちらの襖は、断熱効果の高い紙の段ボールを重ね合わせたもので、軽さが特徴。全体的にいえることだけど、塗装などを施さずあえて素材そのものを活かすところにMUJIさんらしさが表れていてとてもよかったな。

▼お風呂

リノベというよりはリフォームという感じで、公団色が一番濃い場所だった(^^);;;

しかし、あえて”昭和の香り”を残すことで無機質さから解放してくれる、これがURリノベの味になっているのだと思う。

リノベーションは「コストをかけることだけが良いのではないよ」というメッセージが込められている気がした。

 

▼トイレ&洗面所。無印良品さんの収納を設置。

 

 

もう1軒みせていただいたMUJIさんのお部屋

こちらは6畳の和室をダイニングキッチンに!

▼こんな感じ。南側に面したキッチンなんて贅沢だなぁ。

 

▼こちらもキッチンの横が洗濯スペースに。ベランダが近くて家事動線がいいね。

▼収納スペースは基本、押入れ改造。向かって右側のスペースは奥行きの浅い収納になっていて、垂直方向に出し入れするように工夫されている。

限られた収納ではあるけれど、スペース以上はモノを保有しない、シンプルな生活がMUJIさんのコンセプトなのだと思う。

 

次はDIY女子部の息がかかったお部屋へ!

ツアー・コンダクターはしっしー部長。

居住空間というよりもカフェをイメージしたそうだよ。

紙や雑誌の切り抜きをタイルに貼り、上からモッドポッジというコーティング剤を塗布した装飾のキッチン壁。

お風呂場のタイルにも同じアイデアが活かされていたよ。

タイルがひび割れたときの処置としても有効なアイデアだと思うなぁ。

モッドポッジ

▼もともと和室だった部屋をフローリングに。根太の高さを微調整しながら大建工業さんの2mm厚のフローリング材を施工。中央の畳スペースが癒しと安らぎの空間の要に!

▼夢いっぱいのキッズスペース。大人もワクワクする空間だね。

押入れを改造した隠れ家的ツリーハウスのイメージ。

▼カラーボックスとクッションで作った長椅子。草の上に座っている気分だよ!

▼こちらはボイド管をペイントして作ったスツール。「きのこ」と「切り株」

なんてナイスアイデア!

ボイド管とは?

▼洗面所

ちょっとしたスペースがありがたい手作りの収納とタイルトップのカウンター。ウォールステッカーのアイデアも素敵!

  

▼DIY女子部作、玄関の靴収納。ここにもウォールステッカーが!!

 

【お詫び】

しっしー部長の説明に聞き惚れてしまい、DIY女子部部屋の画像があまりないことが判明しました( ゚Д゚)

ダイニングキッチンのメインでもあったカラーボックスを駆使したアイランドテーブルの画像が撮れていなかったです。申し訳ありません。

(ブログにアップできる画像容量にも制限があるので)次回(あるのかな?)、リベンジしますね。

 

最後になりましたが、ご案内いただいたいたURのご担当の方には大変お世話になりましたこと、感謝申しあげます。

ありがとうございました。

また、当日は雨が降りそうな天候の中、遠いところから近いところからのご参加、お疲れさまでした。参加者おひとりお一人にとって収穫のあったツアーとなったことと思います。しっしー部長、次回も期待していますよ(^_-)-☆

▼UR担当者さまとDIY女子部ツアー・メンバー

(文責:さとみ)