ホーマック白井WS おしゃれなタイルトレー

ホーマック白井WS おしゃれなタイルトレー

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明日には大型台風がやってくると心配された連休の中日でしたが、講師の宮野さんの仁徳か(?)幸いにも雨はやみ、無事WSを開催することができました。
今回はトレーの制作からタイル貼りまであって、なかなか難易度の高いWSとなりました。
でも宮野さんやわかちゃんのご指導がとてもわかりやすかったので、DIY初参加の方も素晴らしい作品を作っておられましたよ。
それでは、大体の制作過程を説明します。

<用意する材料>
シナベニヤ(9mm厚)・・345×200㎝が 1枚、25×200㎝が 2枚、 363×25㎝が2枚
ネジ(四タッピング) ニス(水性) 塗料(お好みで) 目地材(約90g)
タイル(100mm角3~6枚) 10mm角タイルシート(約250個)
刷毛2本 サンドペーパー ヘラ 小べら

<道具>
ドリルドライバー10.8V とバッテリー ドライバービット №1 、№2
のこぎり(出来ればクラフトソー) ボンド 水性ニス ポアーステイン(白)

<手順>
①まずはべニアをカット。四角に組むことを念頭に、なるべく正確にカットすることをお勧めします。
ちなみに私は最初のカットがいい加減だったので、組み合わせる際にかなり苦労をしました 。゚(゚´Д`゚)゚。

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②組み立てる前に、ニス刷毛でニス塗装します。
これはあらかじめニスを塗ることによって、 タイルを貼る際の湿気で木材がしなることを防ぐものです。 もちろんニスでなく、普通のペイントでもOK。
ニスを塗る刷毛は、余分な塗料分を含ませないように容器のへりでサッと刷毛をしごくといいです。
なお作業が終わった刷毛はそのままにしないで速やかに水で洗いましょう。

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③ベニヤをタッピングビスで組み立てます。
(小さい板同士を組み合わせる際には、木ネジだと木が割れる可能性があり)
まずは組み立てる板同士を接着剤でつけてください。それからビスを打ち込みます。
短い面については3か所、長い面は5か所ビス止めします。
ちなみに角の部分でビス同士がぶつかりあわないように打ち込む場所に気を付けましょう。

④タイルをどう置いてデザインするか考えます。
大きなタイルとネットでつながった小さなタイルを組み合わせたり、葉っぱやハート形のタイルなどを入れてみるのも楽しいです。
タイル同士は密着させないで、目地分として最低1mmはあけるようにしてください。
小さなネットタイルはネットでくっついているので、必要な分だけをハサミで切ります。
一個一個使いたい場合は、ぬるま湯につけるとバラバラになります。
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ちなみにタイルの達人の宮野さんが、タイルニッパーを使ってタイルを小さく切る作業をやってみせてくれました。
バラの花びらなどをタイルで表現したい時に使う手ですが、初心者にはかなりハードルが高そうです。

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⑤デザインが決まったら、木部の枠にマスキングテープを貼ってから、タイルを貼る場所に接着剤を塗ります。
その際には、小べラのギザギザ面で糊を伸ばすようにします。
接着剤がかわかないうちにタイルをはりつけます。

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⑥粉状の目地材を容器に出して、少しずつ水を垂らして味噌位の固さになるまで練ります。
いい感じに出来あがったら、タイルの上にパッとあけ、ゴムベラで目地の隙間に押し込むように入れていきます。

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⑦まんべんなく目地材を入れ終わったら、小さい四角に固く折りたたんだティッシュペーパーで余分を拭いていきます。特に隅っこの余計な目地材は丁寧に取り去ってください。

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⑧タイル部分に塗料がつかないようにマスキングテープを貼り、周囲の木部に塗装をかけます。今回は外に置いても大丈夫なようにガードラックを塗りました。

⑨塗装が乾く前に、タイル部分に貼ったマスキングテープをはぎ取ります。

さあ、素敵なタイルトレーの顔がみえてきましたよ。
誰もがみんな、それぞれの素敵な出来栄えにワクワク♪
お互いの作品を見ては、「同じ材料、同じ作り方でもこんなに印象が違うものなのねぇ」と感心しきり。

こうしてあっという間にWSは終わり、素敵なタイルトレーが出来上がりました!
ティータイムの時間に利用するのもよし、大好きな作品をのせて眺めるのもよし、壁に飾ってもお庭に置いても素敵・・・使い方は人それぞれなのもいいですね。
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