☆ YKKファスニング展示場の見学会

☆ YKKファスニング展示場の見学会

12日3日(火)には牟田さんがまとめ役となって、三ノ輪にある『YKKファスニング展示場』の見学会に行ってきました。

実は私、ファスナーに関しては結構うるさいんです。
といっても別にファスナーについて専門的な知識があるわけではなく、バッグや財布・洋服などを買う際にまずはファスナーのあけしめを何度も何度もやらずにはいられないというだけなんですが・・・
だってどんなにデザインが素敵でも、ファスナーがスムーズに開閉しないと、超ストレスになりませんか?
それにお気に入りの洋服をファスナーが壊れてしまったというだけの理由で捨てざるをえないせつなさ・・・これほど残念なことはありません。
だから今回『YKKファスナーの見学会』と聞いて、すぐに参加することを決めました。

三ノ輪にあるYKKは、正確には『YKKファスニングプロダクツ販売株式会社』と言います。
ファスニングとは英語で「Fasten」=『留める、つなぐ』こと。
ショールームには、私たちがよく知っているファスナーだけではなく、面ファスナーやカラビナなど「くっつける物」を色々と扱っていました。

部屋にはいって最初に目に留まったのは、カラフルな色をした部屋の仕切り。L_YKK_sikiri
ここには、YKKの特殊な加工をした壁紙が貼ってあります。
そして驚くことに、これ自体がファスナーの機能を有していて、色んな小物をくっつけることが出来ます。

実は小物の接着面には面ファスナーが貼られていて、これが壁紙と密着するのだそうです。
なので画鋲やテープなどで壁面を痛めることなく、様々な小物をつけたりはずしたりすることができるというわけ。
ここにはなんと棚板までが接着されており、それも結構な強度(子供が座っても大丈夫なくらい)なんです。
この壁紙ですが、直接さわると手触りはスムーズ、ザラザラした感じもありません。
ただしまだ一般には販売されていないとのこと。

お部屋には他にも、興味津々の可愛い小物がいっぱいでした。
ジッパーもカラフルで素材も多種多様、見てるだけでもワクワクします。

L_YKK_kabe機能的にも最先端をいっていて、まったく水を通さないファスナーなんかもありました。
従来だったら水を運ぶのにはビンやペットボトル、ポリタンクなんかが一般的でしたが、これからはファスナー付きのバッグで運ぶことも可能になりますね。
それから細かすぎて人の手作業では難しい縫製などに、超音波を利用することもあるのだそうです。

色々と興味深い見学会となり、女子部のメンバーも心の底から楽しんでいました。
最後にはおみやげにファスナーで出来たストラップやミニタオルまで頂き、温かい小春日和の中をみんなでにぎやかに帰って行ったのでした。L_YKK_minnna