☆木工WS報告 『飾り扉を作ろう♬』 in ホーマック白井店

☆木工WS報告 『飾り扉を作ろう♬』 in ホーマック白井店

2月16日の日曜日、ホーマック白井店にて、木工ワークショップが開かれました。

実は金曜からシンシンとふり積もった大雪で世間は大騒ぎ、当日の開催も危ぶまれていたんですが、なんと当日はスカッと晴れて雪も解け、無事にワークショップをやることが出来ました d(*^v^*)

今回取り組むのは「飾り窓」でして、アンティークなルーバー扉を開くと中は鏡・・・というオシャレなもの。
わかちゃんからは「今回のワークショップで、ルーバーの作り方を覚えていってくださいね」とのお達しもあり、一同張り切って取り組みました。

ところでこのルーバー扉ですが、たとえ閉めても風を通すので、湿気や熱気がたまらないという利点があります。

昔は「鎧戸(よろいど)」という風にも呼ばれておりましたが・・・

(ちなみにこの名称を知っていたのは私だけ・・・年がバレる?)

たとえばこの扉、レトロな洋館の窓なんかにもよく使われていますね。

実は我が家の雨戸もアルミ製のルーバー扉でして、夏などには夜間に雨戸を閉めても風が通って熱気がたまらず、とても重宝なんです。

そんな便利なルーバー扉ですが、今回の作業で一番難しかったのは、このルーバーの羽板(はねいた)をミゾにはめこむことでした。

そんなわけで今回は「ルーバー扉の作業工程」を中心に、ざっくりとご説明いたしましょう。

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① 角材にルーバーのフラップをはめ込むためのミゾ用に、等間隔にしるしをつける。
② 2本の角材にすべてしるしをつけたら、2本の角材をあわせてみて、しるしにズレがないかを確認。
③ ダボ切り鋸で、つけたしるしの手前1,5ミリのところに溝を入れる。


④ 同様にしるしのうしろの1.5ミリのところにもミゾを入れる。その後にダボ切り鋸でハツると、3ミリの溝が出来上がる。
⑤ 木枠を組み合わせてからボンドでとめ、釘で固定する。
⑥ ミゾには羽板(フラップ)の脇の部分にボンドをつけてから、はめ込んでいく。
⑦ 二枚の木枠を蝶番でつなぐ。__________________________________________

 

というわけで今回はじめてルーバー扉に挑戦しましたが、「ミゾ切り」はかなり難しくて『これは修業がいるな』、と感じました。

溝の深さを均一にするのが結構大変で、フラップの長さを微調整しながら一枚一枚入れていかねばならないのが結構大変かも。
なかなかの「職人技」を必要とする作品でしたが、わかちゃんの懇切丁寧な指導のお蔭でなんとか作品を完成させることが出来ました!

苦労しただけにそれぞれが素敵で愛着のある作品が出来上がり、参加者の皆さんはすごくうれしそう♪♪♪

雪がやんでくれて本当によかったと思いました。

難易度は若干高めですが、「ルーバー扉」はとても便利なアイテムなので、皆さんもいつかチャレンジしてみてくださいね♪