塗って剥がせるスプレー塗料

塗って剥がせるスプレー塗料

こんにちはnaruです。

塗ってはがせる塗料を見たのは、去年、DIYショーで見かけた、全身ゴムで覆われた自動車。

巨大なゴムケシのおもちゃみたいな車を、なんじゃこりゃ~?と眺めていたら、

『塗ってはがせるラバースプレー』の展示だと知って、へぇぇ~っ!と驚きました。

確かに、きれいにめくれて、車体には傷もついてないようでした。

そんな面白い塗料のWSが体験できるというので、さっそく聞いて見て触ってきました。

今回、紹介されたのは「液体フィルムスプレー」と、「液体ラバースプレー」

文字通り、乾くと塗膜がフィルムになったりゴムになったりします。

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商品説明と手順をお聞きしながら、共同作業でいざ実践!!

お弁当を温めるのに大活躍中の、電子レンジをリメイクする事にしました。

1.下処理・・・まず塗りたいもののについた汚れや、手垢などの油脂を、脱脂洗浄剤「パーツクリーナー」などで、しっかりと脱脂しておきます。

レンジ提供者Kさんのお嬢さんが貼られたビニールテープ、熱のせいか、経年のせいか、テープがまったく剥がれません。

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ここで先ほどのお助けグッズ、脱脂洗浄剤「パーツクリーナー」をかけて拭き拭きすると・・・、

シール剥がしの強力版ですね~。あっと言う間でした。

ネーミングが可愛い「カフェオレベージュ」 と、「ショコラブラウン」の2色を選び、フィルムスプレーの缶を熱湯のお風呂に入れて、アツアツの缶コーヒーくらいの温めておきます。気温が低い日は、中の圧力が安定して綺麗にスプレー出来るのだそうです。

100度のお湯につけたくらいでは、爆発しないそうだから、ご安心を♪。

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2.養生・・・ペイントの時と同じように、塗料をつけたくない所をしっかりと保護します。(一番、時間がかかります)

3.スプレー1回目・・・近づけすぎたり、同じところにかけると垂れるので、少しづつ、小刻みにスプレーします。

左から右。上から下などと、真正面からではなく、通りすがりに吹きかけていくイメージでツヤが出るほどスプレーします。(← 余計にわかりづらい?)

4.乾燥・・・2~30分くらい。早く乾かそうとドライヤーを使うと、フィルムスプレーの方は、熱でツヤがなくなるので、かけるなら冷風をやさしくそよそよと。

乾燥具合は、周りにとんだ塗料を触って確認します。

5.スプレーと乾燥・・・最低3回以上、繰り返す。重ね塗りするほどに層が厚くなり、保護効果もアップ。あとで剥がしやすくもなります。

逆に、1度塗りくらいだと剥がしにくいです。

使用したステンシルシートの塗料は、ぺりぺり~と綺麗にはがせました。

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レンジも、ぺりぺり~っとやれば、研磨せずに何度でも塗り替えられるって事ですね。素晴らしい!

6.完成・・・mo;katさんの手作りステンシルシートで、ロゴも入れて完成~!!

とっても可愛く生まれ変わりました~。

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このあとは、各々持ち込んだものにスプレーしまくり~♪

スプレーして被膜を作った上からペイントすると、ペイントごと剥がすという事も出来ます。

木材にラバースプレーをかけたら、染み込んで剥がす事はできませんでしたが、滑り止め効果が期待できそうです。

ラダーの底に使えるかも~♪

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今回、(株)ティーエスエム様がご用意して下さった 『塗ってはがせるフィルムスプレー』 と 『塗ってはがせるラバースプレー』を、練馬KAKURI工房に置いて行って下さいました。

有り難うございま~す!!!

使ってみたい方は、ぜひ工房開放の日にお試しくださいね。

・・・そう言えば、誰かが剥がしているところ、見ていない!