新木場ツアー 第三部 

新木場ツアー 第三部 

新木場ツアーの最終地点は『くくの木・FLAGS』さん・・・海岸沿いのまるで湘南のカフェみたいにオシャレなところです。
目の前には開通したての東京ゲートブリッジ、海をゆきかう船なんかも見えて女子部のテンションもMAXに ヾ(*^v^)♪

kiba_kukunoki建物の中にはいると、吹き抜けの天井につるされた長さ13mもあるカヌーや、お部屋のまんなかに立てかけられている樹齢300年の杉の一枚板が目につきます。
店内のあちこちにはオリジナルの木工製品が置かれてあり、丹念に磨きこまれた椅子やテーブルの美しいお姿に、女子部の心はすっかりわしづかみにされてしまいました。

やがて一人ひとりに、木を彫ってつくられたというカップに注がれたコーヒーが配られます。
私にはコーヒーカップは磁器とか陶器で作られているものという思い込みが

あり、木製のカップがあることすら知りませんでした。

実は木は熱の伝導率がとても低く、熱さや冷たさが伝わってこないから手でさわるのにも安心なんですね。
それに手に持った時の軽さ、カップが唇にあたる際のまろやかさもまた素晴らしい。
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(これ、欲しいなぁ~)って思わずにはいられませんでしたが、なぜか現在は販売していないそう

・・・・残念。

前置きが長くなりましたが、こちらの施設のたち上げをなさった建築家の北川さんからお話を伺いました。

まずこの「くくの木」というネーミングですが、これは日本の神話に登場する木の神様である久久能智(くくのちの)神からとったのだそうです。
※くくの木さんのツイッター  http://twitter.com/kukunoki

そもそもこちらは木場という土地柄、木材の倉庫として使われていたのをリノベーションしてつくられた建物なんだそうです。
そのころの北川さんは、段々と国産木材の製品の需要も少なくなって職人さんも一番若い人でも70歳代というありさま、これでは日本の木工芸品は存亡の危機・・・との危惧を持っていたのだそうです。
そこで木材を中心とした地域おこしの旗振り役をやってはどうか、ということで誕生したのがこの「くくの木」!

最近では千葉県の鋸山のふもとにある富津市金谷に若きデザイナー達に移住してもらって、建物のリノベーションなどのお仕事をしてもらいながら地域おこしをする・・・というようなプロジェクトへの協力もやったのだそう。               (参考) ※http://kanayacreativelife.blogspot.jp/#!/

現在『くくの木』さんでは『自分で作った杖で鋸山をトレッキングしよう!』というイベントへの参加者を募集中とのこと。
そしてまた、いつの日かDIY女子部とコラボして共にワークショップをやりたい・・・とのお話もしてくださいました。

なんだかワクワクするようなお話をたくさん聞けて、とても楽しくて有意義な時間を過ごすことができました。
「くくの木」さんは新木場からバスで10分ほどの場所にあります。
オリジナルな木工芸製品などにご興味のある方は是非いらしてみてください!“

 

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