古材再生でテーブル作り・・・のお手伝い? №1

古材再生でテーブル作り・・・のお手伝い? №1

 

こんにちは、和信ペイントの緒方です。

makinさんから、塗料選びの相談をいただきました。
古材を使って、ダイニングテーブルを作るらしいです! カッコいい♪

ブログに書いていいよ! と言っていただけたので、
makinさんへの提案を、ここで紹介しますね。

といっても、メールでやりとりをしながらなので、小出しになりますが・・・。

 

素材となる古材はこちら(↓) 元・足場材だそうです。写真いただいちゃいました。

汚れが気になって、買った後で水洗いしたとか。

厚みのありそうな木なので問題ないですが、薄い板の場合は水洗いはやめた方がいいです。
取り返しがつかないぐらい、大きくゆがむことがあります。
薄い板の場合は、濡らして固く絞った布で、拭いてください。

 

水洗いでも水拭きでも、板に水気を与えた後はしっかり乾かすことが大事です。

木が湿った状態で塗装をすると、水分を中に閉じ込めてしまうからか、塗った塗料が乾きにくくなることがあります。
ひどいときは、何日待っても乾かないこともあります。

日向に置くと板が反りやすくなるので、風通しのいい日陰で、ゆっくり乾かしてくださいね。

 

「白っぽい木だからちょっと色をつけて、古材らしさを生かしたい!」

というのが、makinさんのご要望でした。

それに対する緒方の答えを要約すると、

「水拭きしてみてください。色、変わりますか?」

 

無垢材(何も塗ってない木)には、ちょっと変わったクセみたいなものがあります。
乾くと白っぽい色になる傾向があるんです。でも、濡れると本来の木の色に戻ります。

ニスなどを塗ると、この濡れた状態の色で落ち着きますので、濡れたときの色が好みに合っていれば、わざわざ色をつける必要はないんです!

makinさんは、水拭きしたときの色が気に入ったようなので、今回は着色しないことになりました。

 

一気に書きたいところなんですが、
すごーく長くなるので、今回はここで切りますね。

次回は塗装の基本「研磨」から。
・・・塗ってないじゃんというツッコミは聞きません。大事なんです、ホントに。

 

知りたいことがある方は、コメント欄からお知らせください。
緒方にわかる範囲でになりますが、できる限りお答えします!

 

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