“一生モノ”の下駄箱 ※写真追加
写真を数枚追加しました。
行程をほぼ記録しそこねているんですが(笑)、
ちょっとでも作ってる途中の感覚が伝わればと思います。
丸林さんに憧れて…
『家具帳3』の“一生モノ”のワードローブに感化され…。
毎度毎度、「安い・早い・使えればいい」で作ってきたワタクシも、
“一生モノ”を作ろう!
と一念発起して(大げさ)、下駄箱を作りました。
まずは木材の買い出し。必ず台車に乗る娘2歳。
予算優先で、ずっとコンパネ、ランバーばっかり使ってきましたが、
今回は何せ“一生”使うんだからと、合板は使わないことに。とはいえ、ワンバイで何とかしようと思っていた程度でしたが、
1×8までしか売ってない…さっそく挫折(笑)。
6と8を合わせたものと、内部の仕切りはパイン集成材に頼ることとなりました。
縦と横を組むための切欠きをして、仮組み。
相変わらず手ノコしか持ってないので、パイン集成材のカットをきつかった。。。
案の定、翌日は腕も腿もお尻も筋肉痛。
なんていい筋トレ!!!
ところが組み方を間違えたことに気づき、翌日やり直し。
扉に使う幅の狭い板は、加工材の高さに負けて、手間で勝負することにした!!!
幅180×長さ1820の野地板から、52ミリ幅を切り出し。
そして、2歳児がお昼寝してる2時間の作業を続けること1週間。
木部、完成。
あとは、
◎蝶番と取っ手の発注(ここから!)。
◎蝶番を付けるための掘り込み。
※これが一番苦手でいつも省略してた。
◎扉サイズの微調整。
※最初は「多少きつくても叩けば閉まるぢゃん。あとすり減ってちょうどよくなるよ」とか言って省略しようとしてた。。。けどカンナ出して削ったよ!!!
◎ワトコオイル・ミディアムウォルナットで着色。
◎取っ手の取り付け。
で、完成しました!!
じゃじゃ~ん!!!
…て、写真じゃイマイチ大きさが伝わらないですね。
できあがり寸法は1257×930×344です。
重くて簡単には持ち上がりません!!!笑
いやー、昔の箪笥にはサイドに輪っか状の金具がついていて、そこに棹を通して運んだんですな。
だから箪笥は「ひとさお、ふたさお…」と数えるわけですが…めちゃくちゃ納得。
だって重いし、つかむところがないんだもん!!!
というわけで、さすがに設置には旦那様のお力を借りました。
こんな風に上に開きます。
玄関のたたきに直に置くのは気が引けたので、枕木か、レンガを積んでそこに乗せようと思っていたのですが、
90×90の杉の角材にワトコ・ダークウォルナットを塗ってみたらいい感じになったので、これを使うことにしました。
今回、作り方は『丸林さんちの はじめての家具づくりレシピ DIYBOOK』の「いろんな用途に使えるパタパタげた箱」を参照しました。
アレンジ点は、
◎サイズ→横4倍
◎扉→5.5ミリベニヤを下地に、枠とモールディングを貼り付けていくことにしました。枠に使用したのが杉の野地板なので、反りで扉が歪みそうだったためです。
◎天板→このために取っておいた、2年間野ざらしにした杉板を使いました。もっと厚みがあったほうがバランスご良かったと思いますが、風合いは最高です!!
その他、予算の関係で素材はいろいろです(笑)。
設置が完了し、我が家の玄関がリニューアルしました♪
はぁぁぁ~~~、しあわせ♡
お金と手間はかなりかかりました。
木材費だけで2万円強。
※SPF1×6,1×8(6フィート)各4枚、1×4 5枚(モールディングおさえなど)
パイン集成材3×6 1枚、杉野地板1組、ベニヤ5.5ミリ、2.3ミリ各1枚 and so on.
金物は兵庫県のショップからで、1万くらい。
モールディングは近隣で気に入る形が見つからず、取り寄せました。
隠し釘、仮釘は今回たくさん使いました。ジワジワ効いてくる値段でした・・・。
作ってみてわかったことは、
材料費だけでこんなにかかる、そして手間はもっとかかる。ってこと。
職人さんか作ったものを買うってことは、その技術と手間を買うわけだから、
高いのは、納得。職人さんてやっぱりスゴイ。
てことでした。
それに比べりゃ大したことないけど、
そこそこのお金と手間をかけて作ったんだから、大事に大事に、本気で“一生モノ”にしたいと思います。
これからヨロシクね、下駄箱ちゃん♪
※ここから追記
最初の作業。イメージ図を描きました。当初は扉12枚の予定でした。
塗装前の扉と天板です。扉の構造が見え見えですね。
内部です。
作業場は、納戸(和室)。木くずだらけ!!!
本体モールディング。
木部完成時の正面。
取っ手、どれ買うか悩んで、紙でモデル作って貼り付けてみました(笑)。
到着した取っ手を早く付けたくて我慢できず、塗装前につけてみました。
設置前の状態。
完成品の天板の木目。ここ、大好きです(笑)。
ステキです!!
かっこいいです。きっと、じわじわ色も変わって素敵だろうなぁ。
ところで、お嬢さんが大きくなっていらしてびっくりなんですよ。大阪のおばちゃん風に言うと、『しばらくみーへん間におおきいなってぇ〜』って驚きです。私関西人なので〜ははは〜&玄関とても素敵ですね♡
mo:katさん
ありがとうございます(o^^o)
たぶん黒っぽくなっていくかなぁと予想しています。
娘もどんどんでっかくなって、もう赤ちゃんじゃなくなってしまいました(笑)。さっそくパタパタ開けて、今日履く靴を物色してます(>_<)
すごいですね!!
素敵ですね!!
手作りって時間もかかるしめげそうになるんだけど
完成した時の達成感と嬉しさがいいですよね~
こんな素敵な作品なら
眺めながらコーヒーが何杯でもいけますね( *´艸`)
いいな~
欲しいな~❤
ほんわりっさん
ありがとうございます(o^^o)
そうなんですよね〜。やったぞ〜!!と思っても、まだまだ工程残ってたり(笑)
こうして出来上がってみると、愛着ひとしおです(≧∇≦)♡ずっと玄関にいたい…
木工品をサカナにコーヒーとかお酒が飲めるんだから、DIY女子ってすごいですよね(o^^o)笑
阿部さん、下駄箱素敵ですね(≧∇≦)
もう職人さんの域じゃないですか?
切り欠き・蝶番の掘り込み・モールディングの
加工もなかなか出来ないよ〜。
ほんとスゴイねぇ。お疲れ様でした。
見るたび、ニヤニヤしちゃいますね〜。
さりゅさん
褒めて頂けて嬉しいです〜!!(≧∇≦)
腕は全然(^^;; 隙間もけっこうできてしまって、木工用パテにはお世話になりっぱなしでした。パテ様様(笑)。
ニヤニヤ、しちゃいます(o^^o)
普段見送らない旦那を見送るふりして下駄箱に会いに行ったりします♪
marumoさん
ありがとうございます!(≧∇≦)
ひゃ~、相変わらずやることすごいっ!
かっこいぃ仕上がりですね~☆
こりゃ~、サカナになります!!
Saryuさんも言ってる、切り欠き・蝶番の掘り込み・モールディングの加工・・・
一つ一つの工程を、じっくり見せて欲しいわ~♡
らんじゅさん
ありがとうございます(o^^o)
毎回、ちゃんと工程の写真を撮ろうと思うのですが、作業に没頭して忘れてしまいます(^^;;
といっても、ひとつひとつの作業はそんなに難しくなくて、しかも雑なので…(笑)
ほんと、こんな素敵な靴箱があったら、ずっと玄関にいたいですね〜♡
うちにもほしいです!
りかっぴいさん
ありがとうございます(o^^o)
古い家で玄関周りがもんの凄く寒いんですが、それでも行きたくなります♪
わぁ、素敵ですね。
玄関にこんな素敵なものがあると、「いってきます。」と「ただいま」の度に幸せ溢れちゃいますね。
ミーさん
ありがとうございます(o^^o)
そうですね♪靴を出し入れするのすら楽しみになりました。前は面倒で出しっ放しだったのですが(笑)
玄関全体の掃除も楽しくなってきました(^.^)
す、す、素晴らしすぎます!
只今下駄箱設計に入るところで、とっても参考になりました。
土台に杉の角材っていいですね!
切断はさすがに委託ですよね^o^
Fukkoさん
ありがとうございます(o^^o)
丸林さんの本では、脚を付けていたんですが、横幅を4倍にして重さもかなりあるので、それに耐えられる太さで可愛い脚が思いつかなかったんです。
で、レンガか枕木なら可愛いかなと思ったんですが、高くて(笑)
90×90×2000mmで800円の激安杉材なのに、塗ってみたらいい感じでした(^.^)♪ ホームセンターで切ってもらいました。
阿部さん♪
ステキ~!!!
待ちきれなくて、塗装前に取っ手を付けちゃうとか
2年間雨ざらしとか、楽しすぎる~
玄関の雰囲気とも合ってて
この玄関で毎日行って帰っきている家族は幸せですね!
子供達のとってもステキな原風景だよー
また遊びに行きますねw
しっしーさん
“子どもたちの原風景”かぁ。考えたこともありませんでした。嬉しいですね。
出来上がったものより、“なんでも自分ちで作ってた”という印象が頭の隅っこにちょびっとでも残ってくれたらいいです(*^^*)
今さらだけど、前に悩んでたのって、紙で作ったサンプルだったんだぁ。
何で白なんだ?って疑問だったの。
イメージ図とかモデルの取手とか、改めて凄すぎる〜。
さりゅさん
そーなんです。しかもチラシの裏(笑)。
普段はイメージしてみるだけなんですが、迷いに迷って…。実物はやっぱり硬さや重たさが加わって、紙のモデルとは違いましたが(^^;;