アパート・リノベ ビフォーアフター (1)

アパート・リノベ ビフォーアフター (1)

 『ビフォー』 その1

以前お知らせしたアパートのリノベーションですが、現在着々と準備が進んでいます。
先日は職人さんに、ボロボロだったコンクリートを補修してもらいました。
女子部によるリノベーションの前に、まずはあちこちがひび割れていた駐車場のスペースを修繕することにしたんです。
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ところで私の夢は、コンクリートの中にビー玉を埋めること。
でもその夢はあっという間に消えたのでした。
(その理由はあとで説明いたします)

初日、まずは古くなったコンクリートのハツリから開始。
老朽化してモロモロになったコンクリなので、こわすことなんか簡単かと思っていたら、大間違いでした。
職人さんも、はじめは一日で出来ると踏んでいたようです。

ところがフタを開けてみると、結構やっかいな現場だということがわかりました。
もろいコンクリだと思っていたのが、下には鉄筋がしっかりと入っていて、しかも狭いスペースに、ところ狭しと雨水や給水のマスが並んでいる。
これらのマスを傷つけないように作業するのは、かなり大変だったようです。

まる二日、朝から晩まで作業して、ようやく地面が顔をみせました。
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  事件は現場で起こってるんだ!

翌日にはさっそく、コンクリートを打設する作業に入りました。
現場監督と左官職人、そして補助の女性、合計三人が鉄筋を敷き始めます。
でかいカッターでバツン、バツンと切っていく。
まさに力技です。
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やがてミキサー車が登場!
それにしてもこの車の登場で、何でこんなに心が躍るんでしょう?
ミキサー車から生コンを流す為の筒が出ると、監督はさっとベニヤ板を準備し、受けの体制をつくります。
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「ウイーン」と言いながら、生コンがモロモロと出てくる。
ベニヤ板から滑り落ちてきたのを職人さんたちは受け、それをサッサとたいらに伸ばしていきます。
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コンクリの打設は、時間との戦いです。
素早くやらないと、あっという間に硬くなってしまうんですね。
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途中、なぜか量水器がコンクリの中に沈んでしまい、それに気づいた監督が急いで浮上させました。
こういうのも気づかずにいると、あとで大変なことになってしまいます。

こうして全体に均一にのばした時点で、次の仕事が待っている監督は現場を離れることになりました。
監督からは、「ビー玉を埋めるタイミングになったら、職人が教えてくれますから。だいたい1時位ですけどね。」と言われていました。

きっと、ちょうど良いタイミングがあるんだろうなぁ~と察した私は、その時を息をつめて待つのでありました。
でも1時になっても、職人さんのOKサインが出ません。
そこで、「もうビー玉を埋めてもいいですかぁ~?」と尋ねると、東北なまりの職人さんは急に険しい顔になって、「そんなもん、埋めちゃいかんべぇ!」と言うんです。

えっ、聞いてないの!?
驚いた私は、すぐに監督の携帯に電話を入れました。
監督は、職人さんにビー玉を埋めさせるように指示している模様。
職人さんは必死に「それはできない」と言ってる模様。
(きっと施工上、無理があるのかな?)・・・そう察した私は、その職人さんが電話が終わったあとで
「もういいんです。ビー玉なんか埋めなくていいですから」と必死に訴えたものの、その職人さんは私なんかより監督の命令のほうが絶対だったのか、ビー玉を埋める作業をすぐやるように、私を促すのでした。

ところがです!
ビー玉を埋めようとしても、固くなりかけたコンクリの中に半分も入っていかないんだな、これが・・・
もう一度「やっぱりビー玉埋めるの、あきらめます」と言ったものの、やはり監督の命令が絶対らしい職人さんは「いいから、おやんなさいよ」みたいな感じで私を促すのでした。
そう言いながらも職人さんは、仕事をしながら「こんなもん、埋めるなんて〇×△」と、なにやら口の中でブツブツ呟いているのでありました。

どうもビー玉を埋めるのは無理そうだと悟った私は、ビー玉より小さい玉砂利を少しだけ埋めることにしました。
でもやっぱりなかなか入っていかないんです。
そこで板を上に置いて、カナヅチで叩いてなんとかおさめたのでありました。

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(これ、乾いたらどうなるのかなぁ~)と不安になりつつも、作業は終わりました。
こうして小さな問題はあったものの、ひび割れて暗いムードを醸し出していた駐車場もすっかりきれいになったんです。

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(追記)

今月中旬から始まるDIY女子部によるリノベーションへの準備は着々と進んでおります。
これからも「古いアパート『あさひ』のビフォー・アフター」を時間を追って連載していきますので、よろしくお願いいたします!

リノベーションの日程は、10月の13(火)、16(金)、20(火)、21(水)の四日間。
女子部の面々が現場に集合して、いっせいにボロアパートを蘇らせるというスペクタクルな感動巨編です!
あなたには『ビフォー・アフター』のテーマ音楽が聞こえてきませんか?
こりゃ絶対に見逃せない、乞うご期待!!!

当日の作業については、同時にWSを立ち上げました。
後日、関東のほうに募集を掲載しますので、よろしくお願いいたします。
(※サポーターの申し込みは、締切りました。)

 

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