玄関塗り直し 合宿WS行ってきました〜! <二日目>

玄関塗り直し 合宿WS行ってきました〜! <二日目>

こんにちは、和信ペイントの緒方です。

りかっぴぃが書いてくれた「1日目」の記事からの引き継ぎになります。
興味のある方はぜひ1日目の記事からご覧くださいましm(__)m

さて本題。
今回行ってきたのは茨城県にある、
JR羽鳥駅からそこそこ近い場所にあるトウさんのご実家。

雨天の場合の予備日として翌週末も予定は押さえてあったんですが、
予定日も予備日も雨の可能性があり、
参加予定のメンバーは予定日に照準を合わせてくれていたので、
ちょっとくらい天気悪くっても何とかなるだろ多分!
と決行することになりました。

でもね。

ここまでの降りは想定してなかったんです。
土曜の夕方に天気アプリ見たときは昼から雨かも程度だったのに・・・。
だからこそ(遠路遙々参加してくれた2人がお泊まり組なのをいいことに)
開始時間を9時に早めたっていうのに!

こんなにどっちゃり降っちゃったら、さすがに手の打ちようがありません・・・orz

だがしかし
じゃあやーめた、というわけにはいかんのですよこれが。
結論を言ってしまえば、予定していた工程(内側面の再塗装)は
きっちり完了させました!
ええ、終わらせましたとも! 必死だったけどね!!

そんなわけで、トラブル続発・・・っていうか
トラブル標準装備で進められたWSのレポ、第2弾になります。
相も変わらず長くなると思われますが、お暇な方はお付き合いくださいませ~。

 

初日にみんなで頑張って塗料を剥がしたドア。
もちろん内側面は無塗装のまま、一夜を過ごしております。
雨が降るかもしれないから・・・と徹底的に養生されていた玄関ドアがこちら。

床用のマスカーをつなぎ合せ、
多少の風ではビクともしないようにしてあります。
もちろん出入りもできません。

正面から見るとこんな感じ。
今回はドアの側面も研磨してあるので、
隙間から雨水が入らないように気をつけました。

その日も朝からシトシト降り続いていたので、作業場はカーポート。
敷きっぱなしにしていたブルーシートの上にドアを運ぶんですが、
ここでドアが雨で濡れては困る。
玄関の養生に使っていた床用マスカーを使ってドアをくるみ、
ちょっと小降りになった隙をついてみんなでカーポートへと運びました。

移動したはいいけれど、カーポートの屋根にはぽつぽつと雹で空いた穴が。

1日目の霧雨は養生テープで塞ぐだけで凌げたんですが、
2日目のガッツリ雨はこれだけでは防ぎきれず。
塗装を始める前に、雨漏り対策と相成りました。

ブルーシートを頭上に張って・・・。

雨水が跳ねる壁にもマスカーを・・・。

壁を伝って広がろうとする水は新聞紙か食い止めます。

なるほど、こうやれば雨でも塗れるんだ!! とか思ったそこのあなた。
雨天での塗装はいろいろと不具合も起きやすいので、
ほんっっっとにお勧めしません!!!

特にニスやペンキのような、表面をコーティングする塗料は避けてくださいね。
塗る素材が雨でじっとり濡れてしまった場合も、やはり塗装はやめてください。

今回のドア、本当にいい素材を使っているんです。
貼り合わせの合板ではなく、表から裏まで1つの木。
だからちょっと条件が悪い環境でも何とかなると見込んだんですが、
素材が悪ければ悲惨な結果になるかもしれません。

分かりますか? 木目、繋がってるんです。
こんな良い素材を前に、
剥がすの面倒なら付け替えちゃえば? とは言えません!

どーしても雨が降る中塗装しなければいけないなら、
1.雨がかからない空間を作り、そこで作業する
2.乾燥時間は通常より長めに取る
3.乾ききらないときは無理に上塗りしない
この辺りは絶対に守ってくださいね!!!

さて、言い訳も済ませたところで、雨漏り対策も終了。
天気はアレだけど塗ろうかと思ったんですが・・・。

何この大惨事!?(Y社お天気アプリにはお世話になっております)
この豪雨には手も足も出せず、強すぎる雨雲が去るまで待つことに。

お茶を飲みつつDIY談義に華を咲かせることしばし。
雨の音も弱まり、お昼にもまだちょっと時間がある・・・。
今がチャンス! ということで、第1回目の塗装が始まりました。

使った塗料は「ガードラックラテックス」のオレンジ色。
マイナーな色なので店頭ではほぼ見かけませんが、
色名のイメージと違って味のある色合いなんです。

塗料をしっかり混ぜ、まずは6ヶ所ある溝の内側を塗ることに。
1ヶ所目だけ緒方がお手本代わりに塗り、
あとは参加した皆さんが順番に塗りました。

塗りにくい障害物(ドアスコープ)があるスペースは緒方が説明がてら。

続いて家主のトウさんが恐る恐る・・・。

心配そうに見守るりかっぴぃと、教えてあげるおきちゃん。
緒方はカメラ構えてて、naruさんは現場監督のように腕組んで見てましたw

続いてベテランHC店員のおきちゃん。

次いでりかっぴぃ。
・・・ごめん、仕事上、人が分からないように撮る癖がある緒方のカメラには、
りかっぴぃの手元しか写ってなかった・・・orz
どなたか撮ってたら写真ください_(._.)_

最後にnaruさん。最早ベテラン塗装工の風格。

溝の内側を全て塗ったら、次は側面部分を塗ります。
ここは1人1面ずつ、参加者の皆さんに塗っていただきました。

代表でりかっぴぃの手を拝借。
ちなみに、塗料容器に使っているのは、某ヨーグルトの空き容器です。

側面を塗り終わったら、いよいよ一番広い面。
塗り方の説明を・・・と思ったところで、
トウさんのお知り合いがお昼ご飯のピザを届けてくださいました。

これはのんびしてちゃダメだと思いまして、ここからちょっとペースアップ。
広い面の1回目は緒方が大部分を塗ってしまうことにしました。

無塗装(今回のようにしっかり剥がして木地が出ている場合も含む)の木は、
1回目に塗った塗料をよく吸い込むので、非常に手間がかかります。
ハケが引っ張られるような感覚が強いんです。面積が広ければなおのこと。

でもだからといって薄めすぎててしまうと、
性能が落ちたり、不具合が起こったりします。
説明書きをよく読んで、過剰に薄めないよう気をつけてくださいね。

ともあれ、手間取るだろう広所の3/4ほどを緒方が塗り、
残りの部分を参加者の皆さんに塗っていただきました。

1回目の塗装が全て終わった状態がこちら。

反省点が1つ。
ドアスコープの周辺と、ドアノブ周辺の「仕上げ研磨」を忘れたことです。

電動サンダーを使って研磨すると、
ついつい円を描くように研磨してしまうんですが、
意外とこの時の跡が残っているんです。
最後に手研磨で木目に沿って整えれば回復するんですが、
初日は時間が押していたこともあって見落としてしまいました・・・反省。

気を取り直して、お昼ご飯。
持ってきていただいたピザ、まさかの自作石窯で焼いた自家製ピザでした!

女性5人にピザ10枚。多い! けど美味しい!
雨の中、多分レインコート着て石窯でピザを焼いてくださったんでしょう。
とっても美味しくいただきました(o^^o)
食べきれなかった分はそれぞれ持ち帰って、我が家では夕飯になりました♪

お腹も満たされ、乾燥待ちがてらDIY談義も弾み。
時間があっっという間に過ぎてしまうので、
時計と雨雲の動きを見ながら2回目の塗装開始。

塗る手順は最初と同じ。
ただ、2回目なので緒方は一切手を出さないことにしました。
塗ってるシーンは似たり寄ったりなのでスルーさせていただいて、
仕上がりがこちら!

これが乾くまで再びDIY談義に華を咲かせ、日暮れ前に作業再開。
玄関に扉を戻したところがこちら。

めっちゃいい感じ!
着手前(外側)と完成後(側面)の対比がこちら。
側面、綺麗でしょ!?

後半駆け足になってしまいましたが、こんな感じで第1回が終わりました。

来たる4/15~4/16に、改めて外側の研磨と塗装を行います。
想定外の2週連続WSなので、さすがに同じメンバー勢揃いとはいきません。
土曜しか参加できない人、都合がつかない人、予備日だからこそ来れる人。
それぞれに事情があるので、みんなで力を合わせます。

 

蛇足。
お泊まり組のりかっぴぃとnaruさん、
大荷物を持ち込んだおきちゃんの、帰宅準備の光景。

まるで鄙びた旅館に着いた女子会のメンバーって感じですが、
荷物に入ってるのは電動サンダーやら作業着やら。

女が3人集まると姦しい(かしましい=うるさい、やかましい)
と昔から言うけれど、
女子部は3人集まると頼もしいです!!

 

三日目&四日目へ続く