工房改造・黒板製作(塗装編)WS 報告
いつも人気があり、混みあってなかなか参加できない緒方さんの塗装WSでしたが、
今回、めでたく参加することができました\(^▽^)/
練馬工房の黒板が古びてきたということで、
塗装の技術を学びながら、女子部の部室のバージョンアップにも参加できるという、
なかなか魅力的なプログラムです。
すでに古い黒板は撤去してありました。
最初に登場するマテリアルは「との粉」です。(※漢字で書くと「砥の粉」です)
そういえばDIYをやり始めた頃に、ちょくちょく耳にしていた「とのこ」という古風な名称。
ネーミングからして和風な感じですが、実はこれって日本の伝統産業なんだそうです。
まったくの天然素材で、いわば「石の粉」だけでできている。
石に水を混ぜるだけなので、失敗してもいくらでもやり直しがきくそうです。
だから、一度水を混ぜても乾けば元の粉の状態に戻るんです。
そんな素朴な「とのこ」ちゃんに、今回はじっくり向き合うことになりました。
との粉、ハケ、水、ウエスを用意します。
今回使用したハケは、塗装などには再利用できません。
なので使い捨てのつもりで(安物だと惜しげないかも?)。
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< 下準備>
粉を容器に入れ、そこに水を注ぎます。
水と粉とが1対1くらいの割合、パンケーキの柔らかいタネくらいの固さになるまで練ります。
との粉を下地として塗る理由ですが、実は木部には、地中から水分を吸収する為の「導管」と呼ばれる無数の通路があるのだそうです。
これが木の表面にちょっとしたデコボコを作ってしまうので、表面を平滑にする為に「とのこ」を使うのです。
なにしろ黒板ですから、表面ができるだけ平(たいら)であることが重要です。
まずはとの粉をハケにたっぷりつけて木部に置き、まわりに広げるようにしていきます。
(あっという間に乾くので、そうなる前に木部表面の小さなデコボコをつぶすように、さらにウエスで塗り込んでいきます。)
乾いたら余分な粉をウエスでふきとり、240番位の目の細かいヤスリで表面をやすります。
最後にからぶきで仕上げ(※絶対に水ぶきは避けてください。せっかくのとの粉が全部とれてしまいます)
とのこを塗った表面が完全に乾くまで待ちます。
乾くと、塗った面はビックリするくらい真っ白になります。
もしも白くならなかったところがあれば、との粉がのっていない証拠です。
<塗装>
黒板は、以前と同じ「ターナーのチョークボードペイントのピンク」で塗装しました。
女子部らしくとっても華やかな色です。
最初は木目に沿って塗り、二度目は木目に垂直に塗りました。
<追加項目>
最後に黒板の周囲の木部を塗装しました。
三色の板を交互にアレンジし、並べてみたところ全員が「とっても可愛い♪」と自画自賛。
黒板が完全に乾いたら、これらを取り付けする予定だそうです。
これは、出来上がりがすごく楽しみですね
ヾ(@⌒▽⌒@)ノ
syukuko8さん、
早々の報告のアップ、ありがとございます♡
みんなで真っ白になりながら、塗りまでの工程を
つぶさに体験出来て、勉強になりましたね!
ってか、1人だったら多分やらない作業も
みんなでやるから楽しかったですよね~!
まだまだ後半戦もあるみたいです。
最後に味わう達成感を、もっと沢山の部員さんと
シェア出来たらいいな!
工房がどんどん進化していくのが楽しみです♪
工房は、どんどん素敵な空間になってきていますよね♪
「工房カフェ」と呼びたいくらいですwww
syukuko8さんご報告ありがとうございました
予定有りでとの粉塗りまでしか居られなくて残念でしたが
チョークボードペイントを塗るところも見たかったです
綺麗に仕上がった 黒板は工房で見ました
緒方さんみなさん お疲れ様でした
今回「との粉」に徹底的に向き合って、
すごく勉強になりましたよね。
ひとつの素材についてしっかりと知ることって
案外大事なことだと思いました。
それにしても水で練っても乾けば元通り・・・っていうのは
本当にビックリしました。
syukukoさん、参加&レポありがとうございます!
マニアックなとの粉処理、使う機会があるのかは謎ですが(^^;
傷や穴を埋めるのはパテ、目止め(導管を埋めて平らにする)はとの粉と覚えてください~。
黒板はもうしばらく作業が続きます。
完成まで使えないので皆さんにご不便をおかけしますが、完成を楽しみにお待ちください~(o_ _)o
syukuko8さん、
詳しいレポート、ありがとうございます!
私も参加して学びたいところですが、週末の参加は難しいので、shukuko8さんのレポートが、ありがたいです♡
まだまだ続きがありそうなので、今後の展開を楽しみにしています。