猫にまみれ隊が行く東京ねこ散歩 #3

こんにちは、和信ペイントの緒方です。
今回のねこ会レポートは「谷中⇒豪徳寺 ねこ散歩」です～。

･･･え、前と同じ？
惜しい。
前回は「豪徳寺⇒谷中 ねこ散歩」だったので、今回は逆ルートです！
しかも谷中でまったりコース❤

そうまでして豪徳寺に向かうのは、
もちろん世田谷線の招き猫ラッピング電車に乗るためです。
3月で終わってしまうので、乗り納め･･･。
ずっとやってればいいのに･･･(´･ω･`)

 

まぁぼやいてても始まらないので、気を取り直してレポに戻りましょう。

この日は、にゃ･･･じゃなくて日暮里駅のエキュートに集合。
正確には本屋さんに集合･･･のはずだったんだけど、
方向音痴代表・緒方が本屋さんを見つけられず、
ついでに視界の端に映った猫に惹かれて
「濱文様」さんに吸い込まれまして･･･(..;)

３人目の参加者らびさんがお昼から合流と聞いてたのをいいことに、
りかっぴぃに「ここで待ってていい？」と連絡してOKをもらいました。
そのまま猫グッズを眺めること数分でりかっぴぃが合流。
出発地点ですでに猫グッズを買おうとしてることに呆れられました(;ﾟロﾟ)

りかっぴぃが合流したところで伝えられた衝撃の事実は、
これから行こうとしてるお店が11時にしか開かないこと。
集合時間は10時だし、最初に行く予定のお店は徒歩10分程度。
1時間近く調整しないといけないので、
エキュートにあるコーヒー屋さん「ドリップマニア」で休憩することに。
集合場所から1歩も動いてないのに休憩w

コーヒー片手にだべってたら、りかっぴぃにらびさんから着信。
事情変わっちゃったかなー？　と思ってたら、
なんと午前から参加できるようになって、本屋にいるって！
え･･･本屋･･･どこ･･･？

なんとかコーヒー屋さんの場所を伝えて、らびさんも合流。
３人でだべりながら時間を調整して、今度こそ出発です♪

 

最初の目的地は「のら」という名前の猫グッズのお店。
有名な猫キャラクター「ダヤン」グッズの公式取扱い店でもあります。
だからこんな素敵なものも飾ってある！

奇しくもひな祭りだったので、非売品のダヤン雛人形を見ることができました！
翌日には片付ける予定だったとか･･･運がいい！

このお店、前回のねこ散歩で緒方とりかっぴぃが帰り際に見たお店です。
そうとは知らずに訪ねて、入口でビックリしましたw

店中にあふれる猫グッズと、店主のおじさんの軽快なトークが印象的です。
品物見る時間なくなるくらいよく喋るw
谷中の歴史とか、大火事に遭ってないとか、お寺さんが多いとか。
地域の歴史を調べる宿題が出たら、この人に聞けば終わりそうw

 

各々猫グッズを入手して、次のお店を目指します。
すぐ近くにパン屋さんがあるよと言われて、うろうろ。
ふといい匂いに惹かれて振り返ったら、１軒のおうちに控えめな看板が。
「ぱんや こむぎゅ」って書いてある！

小さなお店いっぱいに美味しい匂いが立ちこめる店内で、
３人揃ってコッペパンにあんバターをトッピングしてもらいました。
焼きたてほかほかのコッペパンに、優しい甘さのこしあんと、バターの塩味。
お昼ご飯の直前だけど、これはすぐ食べないと勿体ない！
すみません、例によって写真撮り忘れました～(>_<)

当初の予定ではギャラリーを１つ覗いてから
お昼ご飯をいただくお店に向かうはずだったんですが、
なにしろ行動時間が１時間短くなってるので、場所だけ確認。
ご飯食べてから戻ろうねと言いながら、この日のメイン店舗を目指します。

 

辿り着いたのが、こちら。

ごちゃっとしてますが、お店です。
猫さんがいる古民家カフェ「ねんねこ家」さん。

猫カフェの元祖とも言われるお店ですが、猫カフェではありません。
お家で飼ってる猫さんたちが気まぐれにお店へ出入りする、
「猫が住んでるところに人間がお邪魔する」スタイルです。

今年の11月に閉店を予定しているねんねこ家さん。
現在は老猫見守りカフェとして営業されてます。
お店の猫さんたちも年を重ねていて、アルツハイマーを患っている猫さんも。
もしかしたら来店中に粗相をしてしまうかもしれない。
そんな事情を包み隠さず伝えて、受け入れた人しか入れないお店です。
猫さんが必ずいるとも限りません。

清潔で明るい場所でたくさんの猫たちを見たい人は、
猫カフェを目指してくださいね～。

 

さて。
ねんねこ家さんを訪ねた最大の目的は、お昼ご飯です。
お店に入ってすぐ、ストーブの前に１匹じっとしてたんですが、
寒いのかな？ とスルーして奥のこたつ席へ向かいました。

メニューボードも猫型だったりと可愛らしいんですが、
大きく分けてメニューはシチュー、ナポリタン、カレーの３つ。
またしても全会一致でカレーを注文しましたw

ご飯が出てくるまでは、店内をキョロキョロ。
様々な猫アートが所狭しと並んでいます。

時々廊下の向こうを覗くと、ストーブの前に猫さん。
なんというか･･･猫を飼ってる知り合いの家にお邪魔しているような、
なんとも言えない居心地の良さです。

猫飼いさんでもちょっとビックリしそうなのがこちら。

猫さんたちが思う存分爪研ぎした、柱です。
シロアリに食われたわけじゃないですよー。

これも面白かったw

 

面白がってる内に時間が過ぎ、出来上がったカレーがこちら。
まずは、らびさんの分。

続いてりかっぴぃの分。

最後の緒方の分。

みんなちょっとずつ表情が違うのは、型を使わず、
１つずつアルミホイルを使って形を整えてるからだとか。
味は結構スパイシーだけど、溶け込んだ野菜の甘みもしっかり。

美味しいね～と言い合いながらいただいていたら、
あまりにも寄ってこない猫さんたちが気になったのか、
店主さんが猫さんたちにもご飯を出してくれました。
お陰ですぐ隣に猫さん大集合！

キジトラ白のチョビくん。
キジトラのサンキチくん。
この２匹は背中からだと見分けにくい(^^;
おまけにタクヤくん（茶トラ）も連れてきてくれました。

気が済むまで食べると、猫たちはまた気ままに動きます。
ストーブの前に戻るサンキチくん。
こたつに潜り込んでお昼寝するタクヤくん。
なぜか緒方の背後で毛づくろいを始めるチョビ君･･･み、見えない(-_-;)

セットで頼んだ白玉団子は肉球仕様。
後で作り方教えるねと店主さんに言われ、実際とある本を見せてもらいました。
猫アレンジの料理本･･･！ 作者さんの許可を取って作っているそうです。
もう本は売ってないだろうと言われてしまいましたが･･･。

レシピを写真に撮らせてもらって、夏のねこ会で作ろう！ と早くも乗り気。
でも工房じゃ茹でるの無理･･･どうする？ と言えば、
ウチ使っていいよ！ とらびさんが快諾してくれました。
らびさん家の新猫さんにも会えるので、嬉しい企画♪

こちらはらびさんが頼んだセットに付いてた猫まんじゅう と駄菓子。
駄菓子は白玉セットにも付いてました。

 

デザートを食べ終わる頃には隣席にいたお客さんも帰ってしまい、
店内にいるのはねこ会メンバーのみに。
他にお客さんがいないのをいいことに、店内をうろうろさせてもらいました。

洗面台でじっとしてるチョビ君を見つけたのは、らびさん。

何がしたいのかな？ と思いながらお手洗いを借り、
チョビ君に手を洗ってもいいかなと声をかけたら、
ちょっとだけどいて･･･じっと見上げてくる。
おや、もしかして･･･と思って手を洗った後、
そのまま手のひらで水を受けておいたら、やっぱり飲みました。
喉が渇いてたんだね。

チョビ君の気が済むまで水を飲ませて、
（流石に手が冷えきったけどw）
一緒に洗面台を後にしました。

 

店主さんが教えてくれた「ねんねこ家七不思議」の１つ、
「三毛猫の絵」なんてのもありました。

店主さんが描いたこの絵、現実の猫さんではなく、
雑誌の付録に付いてたファイルの猫さんだったのですが、

後日、この絵が飾ってある席に、偶然飼い主さんが座ったのだとか。

世にも 不思議な猫が結んだご縁です。

のんびり店内で過ごす内に猫たちも慣れてくれたのか、
距離を置こうとする素振りもすっかりなくなってました。

茶トラのタクヤくん、すっごい目力の持ち主で、
足下に座ったままじぃ～っと見上げてることがしばしば･･･。
店主さんに許可をいただいて
（本来はNGだし、猫さんが嫌がったらNGです）
タクヤ君をちょっとだけ抱っこしてみました。

見た感じで「大きい子だなぁ」と思ってたけど･･･
うん、重い。実家の猫よりずっと重い。
でもおデブさんな訳じゃなくて、骨太な感じです。
翌日実家の猫を撫でて気づいたけど、頭も一回り大きかった。
結局タクヤ君が嫌がるよりも、緒方がギブアップする方が早かったorz

そうそう、ねんねこ家さんの名前の由来は、
これ（↓）だそうです。

子守歌で寝かせるお母さんなんて、最近は聞かなくなったなぁ。

 

なんだかんだで２時間ほどまったり過ごさせていただいて、再出発。
次に目指したのは猫テーマ専門の「ギャラリー猫町」さん。
入口（上り口？）から猫仕様です。

この日は1Fで絵画、2Fでは写真が展示されてました。
1Fの絵は流石にお高くて手が出せず･･･(;ﾟロﾟ)
惹かれた作品、ことごとくお値段張るんだもん･･･。

2Fの写真展は、キレイにしてお澄ましした猫さんではなく、
自然体の、どこかにいそうな猫さんばかり。
個人的にこういうのツボなんです。

大きく引き伸ばしたり、額に入ってたりしなければお手頃価格だったので、
写真の方は数点購入させてもらいました。
会場にいた女性と猫談義しながら写真を選んでたんだけど･･･
あれ･･･撮影時の状況語れるとか･･･この人、撮影者ご本人！？
ビックリしましたが、撮影裏話も聞けたりして楽しかったです(^^)v

 

さて、いよいよここから大移動。豪徳寺を目指します。
千駄木駅から乗り継ぎを経て豪徳寺まで40分ほど。
幸い並んで座れたし、車内もそこまで混んでなかったので、
猫談義に花が咲きます。

豪徳寺に着くと、まずは前回同様に「東肥軒」さんへ。
買ったのは見事に前回と同じものなので、
猫和菓子については前回の記事をご参照くださいまし。

次に向かったのは前回イベント出展中で行けなかった
猫グッズのお店「東京ねこなかま」さん。

お店に入ってすぐ、目つきの鋭い黒猫さんのデザインに惹かれまして、
（レジで知ったけど入荷したばかりの新作だったらしい）
店内に数点あったサイズやデザイン違いの手提げを吟味し、
A4は入らないかも？ な小さめサイズを購入することに。
あとは七宝焼きの三毛猫さんが可愛くて、こちらも購入。
七宝焼きは場所によって茶や黒の濃淡が出てるところがお気に入り。

会計するときに、レジのお姉さんに猫電車で来たのかと聞かれ、
これから乗るつもりだと答えたら、猫電車の時刻表情報をGET！
そんな便利なものあったんだ！！！

時刻表に寄れば、あと20分ぐらいは待つことになりそう。
結構時間あるからとサンマルクでお茶して、
ばっちりのタイミングで山下駅から猫電車に乗り込みました。
猫電車の写真は、やっぱり前回のをご参照ください。

西太子堂駅から「Cat’s Meow Books」さんへ行くはずだったんですが、
時間が押してたのでらびさんはこのまま三軒茶屋駅へ向かうことに。

りかっぴぃと２人でCat’s Meow Booksを訪ね、
各々買いたい本を探します。

緒方が探してたのは「見るだけで目がよくニャる猫の写真」というムック本。
数日前に存在を知って、ここで売ってたら買おうと決めていた本です。
頭を動かさずに順番通りに猫の写真を追いかける･･･要は眼球運動ですね。
１匹１匹見入っちゃうから、運動になってるのかは謎ですが･･･(；´Д｀)

一方のりかっぴぃは、古本売場をじっくり探して、
見事にねんねこ家さんで見たあの本をGETしてきました！
すごい！ 緒方は部屋の中にいた猫さんしか見なかったよ･･･。

ねこ会の夏☆肉球白玉祭（笑）の開催がほぼ確定したところで、
この日はお開きに。
２人で三軒茶屋駅まで歩いて行って、解散しました。

 

そういえば、この日の道中でmakinさんの自宅を発見しました。
らびさんが「これ見覚えがある！」と突然足を止め、指さした木工作品。
具体的にどのタイミングで見つけたか分かると特定しやすいので、
ヒントは「谷中だよ❤」ぐらいにしときましょうかw

前回も作ったので、移動MAP載っけときますね(o^^o)
細かいルートに興味がある方は、下の地図をポチッとしてみてくださいまし～。

うーん、今回も楽しかった！！

 

 

■ねこ散歩 移動MAP