【大阪】ミニルーター&ソウイングマシンWS レポ♪
12/13の金曜日、プロクソンさんのミニルーター@DIY女子部限定モデル登場を記念して、大阪工房でもワークショップを開催していただきました!
おなじみのピンクのかわいいコ、ソウイングマシンとのダブルワークショップという、贅沢な1日です。
午前中は、ミニルーターの体験。
ミニルーター、ちょっぴり太いマーカーペンくらいのサイズなのに、ガラスに彫ったり、金属を磨いたり、指輪にネームを刻印したり、プラスチックを切削加工したり…ビットを換えるだけで、いろんなことができちゃうのです♪
ちいこいのに何てデキるヤツ!
アクセサリーやカトラリーのお手入れにも使えそうですよね。
ワークショップでは、そんなミニルーターにダイヤモンドビットを取り付けて、ガラス彫刻にチャレンジ!
講師の佐藤さん@プロクソンが丁寧にマシンの使い方を教えてくれます。
「本体の先を、白いボタンを押しながら回すとビットが付け外しできますよ」
「(ふむふむ)あ、回った!」
で、取り付けたのが、この先がまるっこいビット。
これを使ってまずは、練習用のグラスでドキドキのスタート。
アタシは慌てていて、オリジナルの型紙とか全然用意できていなかったんだけど、ちゃーんとプロクソンさんがご用意くださって。
しかも、となりに座っていた うみさん がグラスリッツェン(ドイツの手彫りガラス)体験者ということで、ステキなテキストも持って来てくださっていたので、それをお借りして練習してみました。
けっこう振動もあるので、最初は繊細な線を描くのは難しかったのです。
でも、コツとして
「遠慮気味に彫るのではなく、しっかり力を入れて描くといいです」
とのこと。
なるほどそうすると、ビビリまくっていた線がしっかりしてきました。
娘の名前の頭文字でもある「M」と、大好きな♡を彫り込んでとりあえず練習は終了。 だって、
「みなさん、あと二つ、ワイングラス彫るんですから! 練習に夢中にならないでくださいね!」
って。
ハイッ! その通りです。
何だか、だんだん思うような線が描けるようになってくると、想像以上に
「アラ、いいじゃない〜?!」
ってなって、
「もっとキレイに、もっともっとキレイに」
って、彫り続けたくなるのよね。
けれどもご指導どおり、練習用はさっぱり状態で終わり、本チャンのワイングラスに突入!
私は、子供の頃からいつもかわいがってもらっていた、おしゃれな叔母さん夫婦に、ペアでワイングラスを、と考えていたのです。
そのわりに、何の型紙も持って行かなかったのですが、お隣のうみさんのテキストと、ご用意いただいた型紙でトライ。
不器用な私、ワイングラスはコップとはちがい、曲面のアールが大きいので型紙が固定しにくくて。しかも、ガラス自体の厚みがあったので、彫り込んだ線と下絵がズレて見えて、なんだかクラクラしてきたので結局、コンビニに走ってマジックペンを買って来て、ガラスに直接、下絵を描きました。
うみさんのテキストにあったアルファベットも、直書き。(型紙には、切り込み入れると上手くいくそうです)
最初は、「アカン、失敗や〜」と思っていましたが、そうやっておおよその下絵を踏まえたフリーラインで描くと、余計な力が入らないので逆に、大きく軌道を外れることもなく、また、外れたって、それに合わせて修正しながら描けるので、諦めることなく最後まで彫り続けることができました!
そうやって、なんとか仕上げたアタクシの作品はコレ。
ワインと一緒にラッピングして、贈るんだ〜〜♪
他の皆さんも、
「うわ〜、(アナタ)上手やなぁ、(アタシは)アカンわ〜」
とかおっしゃる割には、みんなとってもステキ。
・・・もー、謙遜ばっかり!(笑
来年の干支を彫る方、冬のモチーフを全体にちりばめる方、エレガントな花やアールヌーボーな自然モチーフを描く方・・・たくさんのステキなグラスができあがりました♡(全ての作品を紹介できなくてごめんなさい)
あ、そうそう、もうひとつ。
白いボタンを押したままスタートボタンを押しちゃうと、指にダイレクトに振動が伝わってビリビリしちゃうので、ご注意、とのことでした♪
午後の部から参加の ま〜さんも飛び入りでチョッピリ体験♪
かわいい下絵どおりに仕上がってました。 よっ画伯!
うみさんはなんと、ガラスプレートご持参で果敢に彫刻なさってました。
「いやーん、表に彫っちゃったわ〜泣」って泣いてたけど、大丈夫だよ、使い道あるって!
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さて、お昼ご飯直前まで熱中してガラスを彫った後は、第二部、「ソウイングマシン」です。
ソウイングマシンは、私は初回のワークショップを担当させていただいたので今回はお休み。
でも、大阪工房に置いていただいているうちの1台が不調だったり、木材以外のカットなど興味津々でしたので、そのまま残って見学させていただきました!
こちらも、箱から取り出した状態から、アームの取り付け方、テーブル固定台の取り付け方、レンチが隠されている(笑)場所、ブレードの取り付け方など、基本的なことから教わりました。
ブレードは、刃が下向きの状態で。
コツとしては、本体の中にある下のブレードホルダーを底まで下げた状態でまずブレードの下端を取り付け、上端は白いキャップを完全に押し込んだ状態から少〜し控えた場所で固定すること。(ぶ、文章じゃわかりにくいよね・・・)
こうやってブレード調整しながらとりつけて、動かしてみて
「タタタタタタタタ・・・」
と軽〜い音が出たらベスト!
みなさん慎重に調整して、作品づくりがスタート!
作品は、
キッチンペーパーホルダーと携帯電話スタンドです。
どちらも動物モチーフでとっても愛らしい形。ゆるやかな曲線が駆使されていて、体験にピッタリのモチーフ♪
タタタタタタタタやら、ドドドドやら(笑)そりゃ最初ですから、色んな音させながら、みなさん頑張って切断なさっていました。
ところどころ、モチーフによってはブレードを付け外ししないといけませんので、やはり、ブレードをいかに具合よく取り付けるか、がポイントになりますね。
切断する時は、ムリに動かそうとせず台に材をしっかり密着させることを意識して軽く動かせば、材も暴れませんしブレードが折れたりすることもありません。
みなさん
「いやあ〜ん、ガタガタになった〜」とか
「下絵からずれたー」とかおっしゃってましたが、
「上手く切り抜くコツは?」
という質問に先生は
「下絵どおりに切らないことデス(^_-)-☆」
「 ( ゚д゚ )ポカーン 」
・・・なるほど・・・汗笑
でもでもみなさん、苦戦しながらも頑張って切り抜いて、組立までやり通しましたよね!
猫とお肴、いやお魚(笑)、パンダやクマやオリジナルまで、いろんな作品が生まれました〜〜
今回使った木材は、MDF材。
先日、実験してみて一番、切り口が美しかった材です。
短時間で作品を仕上げなきゃいけなかったので、バリや割れが出ないのは、とってもありがたかったデス♪
おいで下さった、プロクソンの佐藤さま、角利産業の森山さま、丁寧に教えてくださって、本当にありがとうございました!
調子が悪かったソウイングマシンも、不調の原因と直し方も判って、無事、修理していただけました。 ありがとうございます!
私も使ってみて実感したのですが、女性はやっぱり、小さめの作品を作ることが多いので、ミニルーターやソウイングマシンは、とってもお役立ちですね!
私は、骨董市@ロンドンで買ったシルバーのトーストスタンドがすぐ曇ってしまうので、ミニルーターで磨いてみたい!
皆さんは、どうでしたか〜〜?
朝から昼からずーっとお世話になりました。
有意義な1日でした。ありがとうございました!
かねうちさんのこのレポート永久保存版です。
参加していたのに、知らんかった事がいっぱい、、
話聞かずに作業していたんですねぇ。あかんあかん。
レポートもう1度読んで復習しときます。
うぉ〜行きたかった!!
レポ読ませていただいて益々行けなかった事が悔しくなりました〜( ; _ ; )/~~~
みなさんの作品素敵ですっ(^o^)
皆さん綺麗に描けてますね~、ほえ~@@
pinkも可愛いし、the女子!という感じの工具もたまにはいいなー
>ほりぴーさん
いやいやーお疲れさまでした!
収穫のある1日でしたね。ソウイングマシンは制作しなかったから、質問する余裕がありましたのですよ。
また何度もワークショップするから、一緒に復習しましょう!
>れいこさん
タイミング合わなくて残念!
とっても丁寧に教えてくださって、練習もちゃんとさせてもらえたので、みなさんキレイに完成なさってました!
次回のワークショップ内容も、もう相談済みなので、
次に是非!
何曜日がいいとかあるのかな?
>しっしー
みなさんとってもお上手でした!
ちゃんと練習させてくださるプロクソンさんのおかげです♪
ピンクのマシンは、気分がアガルね〜
記事が古くなりつつありますが、どうしても、気になって仕方がないので、コメントしますね。
気になって仕方ないのはこちら!↓↓↓
「上手く切り抜くコツは?」
という質問に先生は
「下絵どおりに切らないことデス(^_-)-☆」
・・・じゃ、何を頼りに、どう切っていくのが正解なのでしょうか?
K子さん
今年もよろしくデス。
さてさて、ご質問の件、言葉足らずでごめんなさいね。
以下、僭越ながら私なりの解釈です。
もちろん、よほどの手練でないとフリーハンドで美しく、なんて無理ですし、ましてや、幾何学的なデザインだったりすると、下絵を頼りにしないわけにはいきませんよねー
下絵通りに上手くブレードを進めることができれば、何の問題もないと思います♪
なので、ポイントは、カットする過程で
下絵を外れたり、外れそうになったときの場合。
この場合、下絵を外れること自体が失敗だと思い勝ちですが、
ブレードの進みの流れに力で逆らってムリに軌道修正する(=下絵に沿おうとする)と、切り口がガタガタになったり余計に思うように進まなかったりすることが多く、結果、無惨な結果になることが・・・(汗
そんな時は、デザイン的におかしくない程度に、ブレードの流れに沿った新しい軌道を作ってやる(=元の下絵に沿わない軌道を作る)ことが、切り口が美しく無理のない軌道で、キレイに仕上げるコツだ、と解釈しています。
フォントのようなデリケートなバランスがあるものや、とても細かい部分などは、そういうわけにはいかないとは思いますが、最初は簡単な下絵から始めて、美しくカットする自分なりのコツを探すのがいいかもしれませんね。
上手くソウイングマシンと仲良くなれますように♡