【WS報告】和気産業presents ウォリスト(Walist)を使って工房の大改造をしちゃうぞ!WS

【WS報告】和気産業presents ウォリスト(Walist)を使って工房の大改造をしちゃうぞ!WS

11月30日(水)に和気産業さんの新商品Walist(ウォリスト)を使って、工房の大改造を行いました!
DIY女子部15名、和気産業さん3名のワイワイ作業となりました。

時間があまり無かったことからとりまとめもテンパり、
説明などが少し疎かになってしまいました、本当にごめんなさい。

こちらのブログで報告&補足を行わせていただきたいと思います。
ご不明点などありましたら、是非コメントなどでお知らせ下さいね。

※写真と文は、今回はいーちゃんと小林ゆうにて担当させていただきます~。

Walist(ウォリスト)ってそもそも何?

 

ワークショップに参加していない方の為に、まずはWalist(ウォリスト)の説明を。

8月末に幕張メッセにて開催されたDIY HomeCenter Showの和気産業さんのブースでも展示されていました。
2×4材を使って床から天井まで板を突っ張らせることができるシステムです。

▶ 収納を増やす | 魅せる壁収納 | Walist(ウォリスト)シリーズ
http://www.e-classy.jp/products/list.php?category_id=1446

似たような既存の製品としては、ディアウォールがあります。

▶ ディアウォールのインテリア実例
http://roomclip.jp/tag/13223

壁に穴をあけずに柱を設置することができるので、現状復帰したい方や賃貸の方などにおススメのDIYアイテムですね。

ホームセンターに行くと分かると思うのですが、2×4材や1×4材は比較的安価なので、購入しやすいんです。
手軽に手に入る2×4材や1×4材を使って、しっかりとした奥行のある収納が作れないだろうか…と生まれたのがWalist(ウォリスト)です。

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イベント時に紹介されたWalist(ウォリスト)の設置例です。

Walistだからできることは、

●2×4材で収納システムを作ることが出来る
2×4材はほとんどのホームセンターでお取扱いがあり入手しやすい

●2×4材を連結させるパーツ(束ねる金具)
奥行のある収納が作れる

●突っ張らせる為の金具がジャッキタイプ(突っぱりジャッキ)
床から天井までの測定が若干ズレても問題がない
ネジ式とバネ式の両方の機能の良いトコどり

●中間用の補強金具
中間用金具があるので棚の柱の本数も簡単に増やせる

というところかと思います。
言わずもがなですが、2×4材は購入しやすい、柔らかいのでカットしやすい、
無垢材なので、塗装が可能など2×4材を使う利点も多いと思います。

▶ 収納を増やす | 魅せる壁収納 | Walist(ウォリスト)シリーズ
http://www.e-classy.jp/products/list.php?category_id=1446

 

Walist(ウォリスト)の基本の組み立て簡単5ステップ!

 

それでは、早速作って行きましょう!

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工房の奥の部屋のこの壁一面に設置します。

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今回の素案はいーちゃんが考えてくれて、
それを元に和気産業の河西部長が必要な木材の本数やパーツ、
細かな部品などを計算して下さいました。

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実際に自分で作る場合には、

①床から天井までの長さを測定して、柱の長さを決め(測定値-60mm)、
②棚板の幅を決めます(設置する場所の幅に合わせてお好み)。

測定して決めなければならないのは基本的にはこの2点ですね。


Step1  柱、棚板を長さに合わせてカット

床から天井までを測定した長さから、-60mmした長さで柱になる木材をカットします。

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組み立ててから塗装するという方法もありますが、基本は組み立ての前に塗装します。
木材が沢山あるので、数枚を並べてローラーを使い、一気に塗ります。

今回使用した塗料は

▶ 和信ペイント ガードラックラテックス
http://www.washin-paint.co.jp/product/type/water-based/guardlac-latex

木目を活かした塗料やニスといえば、“和信ペイント” さん

木目を活かす塗装というと、ステイン(着色剤)+ニスでコーティングすることも多いかと思います。
今回は「ガードラック ラテックス」の中からオリーブを選びました。
これ一本でコーティングなしで塗装が完了できます。
ウッドデッキなどにも塗れてしまう、屋内外で活躍してくれる塗料です。

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ガードラックには、ラテックスとアクアがあるのですが、
ラテックスは新しい材料を塗るのに向いていて、
アクアは補修に向いています。

一気に塗って、浸透した頃にウェスで拭き上げて仕上げる
という方法を採用したことで
乾燥時間を短縮でき、半日のワークショップ内で
塗装と組み立ての両方を行うことが可能となりました!

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Step2  束ねる金具3本用 黒 WAT-015 267mmで柱を繋ぎます

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希望の奥行に合わせて束ねる金具を選び、上下を留めます。
今回は3本を繋ぎ合わせるので、束ねる金具3本用 黒 WAT-015 267mm
写真の向かって一番左側の金具です。

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スミマセン、この写真だけ撮りそびれてしまったので、
和気産業さんのe-classyより画像をお借りしました。


Step3 上下にゆがみ防止の横板を取り付けます

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補強金具 エンド 黒 WAT-009を使って
ゆがみ防止の為の横板を取り付けます。

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柱を複数設置したい場合には、
間になる柱には
補強金具 中間 黒 WAT-011を使って取り付けます。

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上下はどのくらいあけたら良い?といった決まりはあるのか聞いてみましたが、
上と下の二か所に取り付けられれば固定されるので、
特にここじゃなければダメということはないそうです。

中心寄りにならなければ、好みの位置で良いようですね。


Step4 上部に突っぱりジャッキ 黒 WAT-001を取り付けます

ネジを回して低くした状態にして、柱の上部に取り付けます。
奥に取り付けた方が見た目にも良いし、転倒防止にもより効果があるそうです。

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Walistの基本形はこれで完成です!

おぉー、シンプル!簡単!


そりゃー、棚板もつけたいよね。

Step5 棚板の取り付け

1×4材に棚受金具3枚用 黒 WAT-007 267mmを取り付けます。
もちろん、棚板も2×4材を使っても良いんだけどね、
棚板の厚みの違いになるだけなので、そこは予算とお好みで。

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棚板は柱を立ててから取り付けても良いのですが、
棚板の数も多いので、今回は倒した状態で取り付けました。

折角の機会なので、一人1枚ずつ棚板取り付けに挑戦!

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棚の水平をとるのは、今回は金折を使用していました。
立ててから棚板を取り付ける場合には水平器を使うのも良いですね。

よっこらしょーと立ち上がらせて、プラスドライバーでジャッキを広げれば完成です~!
大物の割には、枠だけなので、ちょっと人数が居れば持ち上がります。
(女子部のみんなが力持ちなのか?)

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はーい、DIY女子部バージョンのWalistの大枠が完成しました!

今回はいきなり大物に挑戦した為、大変さの方が際立ってしまったかもしれませんが、
基本はとてもシンプルだということ、分かっていただけたかなぁと思います。

一日であらかた完成させられるよう、分業制になっていた為、
全体の流れが把握しづらかったかと思います、申し訳ありませんでした…!
また、ブログでは説明の為に実際に行った順番とは少し異なっておりますことをご了承下さい。

 

DIY女子部練馬KAKURI工房のWalist(ウォリスト)オプション編

 

さぁ、ここからは、DIY女子部の練馬KAKURI工房Ver.のオプションをご紹介します。

◆ 可動棚

収納するものに合わせて、棚板の高さを変えることができると便利ですよね。
基本パーツでの取り付けだと、棚板は固定になってしまいますが、
棚柱を使えば簡単に可動棚を設置することができます。

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今回使用したものは「リーフ棚柱 黒」と「リーフ棚受 黒」です。

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棚受の金具が独特ですね。

可動棚用の棚ももちろん1×4材で。

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束ねる金具3本用 黒 WAT-015 267mmを裏側に使い、1×4材で棚板を作るという裏ワザです。
工房では即席テレビショッピングが開催されてましたよ、笑顔がステキ(笑)。

Walistへの使用に限らず、1×4材、2×4材を繋げるのに使えるんですね。当たり前だけど、なるほどですね!

【補足】コメントでいーちゃんがこの「リーフ棚支柱」について
さらに詳しく説明してくれていますので、
コメントもチェックしてみて下さいね!


◆ 開き戸

扉を作って、ラッチ、ステーや丁番などを使うことで開き戸を取り付けることができます。
観音開きの扉も作っちゃいました。

金具は黒色で統一!可愛い取っ手などは、ツマミ・取っ手などでお取扱いされています。

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扉の幅を現場合わせでカットしている図。
ほんわりした部員さんも、丸ノコをすいすい扱うんだから、男前すぎます!

【補足】コメントでいーちゃんがさらに詳しく説明してくれていますので、
コメントもチェックしてみて下さいね!


◆ ボックス

キャスター付きのボックスも作りました。

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河西部長のこだわりの「枠を作って内側からべニアを貼る」という
海外のおもちゃ箱のようなオシャレな木箱。

…実は、一番作るのが大変だったのはコレかも(笑)。
DIYアドバイザーの資格ももっている部員さん達も含めて、
ネジを打つ方向や組み立て方など、
その場で考えながら組み立てていってました。

順番やネジを打つ場所などしっかりメモっておけば、
ボックスを作るワークショップなどに転用できたね!なんてワイワイ。

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ピッタリ収まる素敵なボックスも完成~!

 

Walistの基本形はラダーシェルフですが、
こんな風に扉や可動の棚をつけたり、
中に入るボックスを作ったりすることで、
可能性は無限なんだ~!と思います。

 

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ボックスの塗装が終わってないけど、完成~!!

どう?どう?めっちゃ可愛い~!
完成した収納を見て、みんな大感動~!

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おおっ、いーちゃんの設計図通り!

色のイメージでも色々変わると思います。
ボックスは黒板塗料を塗ったりしても良いかも!

1×4材や2×4材は比較的安価ですし、
幅が9cm程度なのでカットがしやすいのも利点だと思います。
好きな色に塗ることで、インテリアに合わせることができます。
そして、壁に一切穴をあけることなく、床から天井までの壁一面収納ができます。

さらに、作り替えたい、不要になったという場合には、
解体して現状復帰が可能という点も大きい。

 

成長と共に変化する子供部屋の収納システムや、
賃貸の方などの収納を作るのにもおススメだと思います。

もちろん、ディアウォールのように、2×4材1本を立たせることもできるので、
木ネジを使える壁を設置したりするのにも使えますね。

無限の可能性を秘めたWalist(ウォリスト)!
実物を見たい方は、是非練馬KAKURI工房にお立ち寄り下さいね。

 

こんなこと知りたい!こんなワークショップをやってみたいのご希望もお待ちしています

 

Walistまつりにご参加いただきました部員の皆さま、
そしていつもワクワクするようなワークショップを提案して下さいます和気産業の皆さま、
本当にありがとうございます。お疲れさまでした!

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写真撮影が遅くなってしまい、先に帰られた方々、ゴメンナサイ…!

和気産業さんpresentsの次回のワークショップは来年2月頃を計画しています。

こんなことが知りたい!
こんなワークショップをやってみたい!
ご希望がありましたら、是非お知らせ下さい。
皆さんの希望が新商品に繋がっていくかも!?

また、今回のご感想&ご質問なども、お待ちしております~(∩´∀`)∩

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お洋服をかけるポールの位置は、
ロングコートも掛けられるように…と細やかな心遣い!
ハンガーもっと可愛くしたいね、と
ドンドン妄想が膨らんでいるようです…(笑)。

おまけのお得情報

 

Walist(ウォリスト)を自分でも設置してみたい~という方に朗報。

11~12月のDIY女子部®のミニコンテストの【DIY女子部賞 】ですが、
なーんとWalist(ウォリスト)が賞品になっています!

▶ 【11-12月ミニコンテスト】募集開始!!~つまんで・引いて・DIY~
https://blog-diyjoshi.org/?p=71198

是非応募なさってみて下さいね~!