気ままなニス塗り体験レポート

気ままなニス塗り体験レポート

朝から雨でニス塗りには不向きなお天気でしたが、大丈夫! 工房はエアコン完備なのです。

湿気も冷気もなんのその♪ (^o^)  各々持ち込んだ物に、好きな色のニスをぬりぬりしてきました。

 

使用したのは、和信ペイントさんの水性ウレタンニス

ブレンドして、オリジナル色も出来るんです。

ペイントと何が違うの?って質問にも、「ペンキは木目が消えます。ニスは木目が消えません。」と、i-ogata先生は、どんな疑問にもすごく分かり易く教えてくれました。

ここのブログのコンテンツ欄にも詳し~く書いてありましたね。

 

 

 

新しい刷毛をおろすときは、必ずよ~くしごいて抜けやすい毛をあらかじめ取っておきます。これすごく大事。

 

みなさん、まずは多彩なニスの色見本を作っていました。

もとの木の色にもよりますが、ペンキと違って表面と側面でも吸い込み方が違うので色の出方も違います。

重ね塗りの回数によってもどんどん違っていくのが不思議でした。

細かいパーツにもぬりぬり

色も素材も試しまくりです。

 

 

 

 

さて、どのように変わっていくのかというと~?

先日のワークショップで作ったアリュメット缶、この日の為に仕上げずに持ってきました♪

塗装前の色は撮り忘れたのでその時の写真を参考までに…。

 

 

 

 

 

塗り1回目、2回目(変化を写せていない…)、3回目。(写真をポチっとすると拡大します)

 

ニスの色は「エボニー」を選択。研磨した木に、まずは染み込ませるイメージで、刷毛の跡が残らないように薄~く薄~くぬります。

乾いたら、サンドペーパー400番位で研磨します。 それもそ~っと2,3回、なでるように優し~く木片やスポンジにサンドペーパーを巻き付けて使います。組み立てた角だったら、ペーパーを折ってチョマチョマと優しく。

ニス塗りして、研磨?

ここで、びっくり。ニス塗りだけでは、ザラザラしていたのがツルンってなったんです。たったこれだけで~?ってくらい違うんですよ。

研磨カスをきれいに拭き取って、あとは塗り→乾燥→研磨を繰り返します。あ、最後は研磨しちゃだめですよ?

2回目以降は、木がニスを吸わないので早く塗り終わる感じです。

そして完成したのがコレ! ↓

 

見て見て~っ!(^o^)

是非、拡大してご覧くださいっ❤

ツヤツヤ~、ピカピカ~ *・;・^;・:\(*^▽^*)/:・;^・;・*

高級感に溢れていません?(自画自賛)

ふりかけ入れるだけじゃもったいないでしょ?

 

 

すみません。はしゃぎすぎました・・・。最後の塗りを「つや消しクリヤー」にすれば、光沢のない渋い仕上がりになるそうです。この技もそのうち使えそうです。

手前の手鏡は、乾燥の待ち時間ようにと用意して下さったもので(至れり尽くせり)、水性工芸うるしを試してみました。食器にも使える塗料で木目は残りません。色は「鎌倉赤」に数滴、「黒」を混ぜて3度塗りしたものですが、厚味のあるまったりとした暖かい感触になりました。6度くらい塗ると、陶器のようにタイルのようになるんですよ。

ニスって、奥が深~い。ニスの魅力にどっぷりはまった一日でした♪