アパートリノベ・ビフォーアフター (10回)

アパートリノベ・ビフォーアフター (10回)

  玄関の顔がようやく完成!

 

気軽な気持ちでアパートのリノベーションについて書き始めたものの、いつの間にか10回もの連載になってしまいました。

しかも更新が間遠になってしまって、本当にすみません。

こんな調子ですが、もうちょっとだけおつきあいくださいね!

 

というわけで、今さら感がありありですが、昨日になってようやく玄関先の外灯を取り付けることが出来ました。

実は、リノベの前に管理人のおばさんから「外灯を明るさセンサーつきのものに変えてほしい」と強く要望されていたんです。

 

以前の外灯はいかにも古びた感じの蛍光灯で、しかも管理人さんが朝に夕にスイッチを消したりつけたりしなければいけないというシロモノでした。

「これでは私も、夜遅くまで出かけられないのよ」とぼやくことしきり。 その気持ち、充分わかります!

 

いまどき外灯を朝な夕なにつけたり消したりしなければいけないなんて・・・しかも古い事務所で使われていたような地味なデザインの照明が玄関先にあったんじゃあ、「理系男子」のテンションも下がってしまいます。

 

こうして気楽に外灯の交換を引き受けたものの、これがなかなかの難事業になってしまいました。

最初に購入したものは、リノベの参加者の方々はご存知とは思いますが、なかなかカッコいいマリンスタイルの照明でした。

それにつけてもこういうオサレな雰囲気の照明って、一般のインテリアショップや電気店にはなかなかないんです。

そのうえ最近の玄関照明は、圧倒的に壁付けのタイプが多く、ネットを駆使して必死に検索しても、天井づけでしかもイメージにあったものを見つけるのはなかなか大変でした。

 

ようやく探し出した錆びた雰囲気のマリンランプ・・・玄関先に取り付けたところ、女子部のみなさんからも大好評で、私もすっかり舞い上がってしまいました。

ところが、ところがです!

電気工事に来てくれた業者さんからは、このタイプの照明にセンサーをつけるとなると、周囲の構造上、配線工事にかなりのコストがかかるといわれてしまいました。

ガッビ~~~ン(゚д゚;)!!

マリンランプはもうあきらめるしかないのか。

こうして再び「イメージにあった外灯探し」が始まりました。

オサレな外灯を売ってそうな店もあっちこっち見てまわったし、ネットでもさんざん探しまわりましたが、さっぱりイメージどおりのものがありません。

ところがある日、yafoo質問箱に「電球自体に明るさセンサーがついたものはありませんか?」という質問が入っていて、それに対する答えの中に「ありますよ。こんなのはいかがですか?」というのを見つけました。

「お!これこれ!」

 

ようやく一つの答えを得た私は、その電球をマリンランプの電球と交換することに決めました。

ところが敵もさるもの・・・サイズを調べてみると、なんとマリンランプの中にはその電球が入らなかったのです。

こうして二度目の「ガッビ~~~ン!」が私を襲ったのでした。

 

泣く泣くマリンランプは諦めて、ほかのものを探すことにしました。

ところがこのランプを探すだけでも結構大変だったのに、そうは問屋がおろしてくれません。

「外灯 レトロ 天井づけ」などというワードで検索しながら、連日ネットサーフィンを繰り返していました。

 

ところが苦難の日々のあとに、とうとう私はイメージに近いものに出会えることができたのです!

ディオという会社の商品で、ここは主に輸入品を扱っているようでした。

レトロな雰囲気で、この建物にもピッタリです!

しかも値段は5200円ちょっとと格安!

同じものを外階段の前にもつけなければいけませんが、これなら2つ買っても1万円ちょっとです。

やったぁ~!

しかも明かりセンサーつきの電球も、ちゃんとセットできることが判明いたしました。

だが私としては、ここでもうひと味ランクアップした雰囲気が欲しいと欲張りました。

というのも、玄関入ってすぐの廊下につるしてあるペンダントが黄色いステンドグラス調だったので、それにマッチングさせてみたくなったのです。

ただし既存のガラスを抜いてステンドグラスをはめ込むのは手間もコストもかかるし、どうしようか? と悩んでいたら良いアイディアを得ことができました。

 

なんと100円ショップにガラス絵の具というものが売られていて、ガラスに彩色できるというんです。

しかも乾いたあとはシールみたいにペロンとはがすこともできるそうで、これなら万が一失敗しても修正が簡単そうです。

さっそく船橋駅ちかくのダイソーに行って、そのガラス絵の具というものを入手いたしました。

 

家に帰って照明の内側をガラス絵の具でペイントしてみましたが、案外簡単に塗ることができたんです。

そもそもがブキッチョな人なので、かなりの色むらがでましたが、天井の高いところに吊るすので、それほど問題はなさそうです。

 

こうして苦労の末、昨日ようやく電気屋さんに取り付けしてもらうことができました。

電気屋さんは工事をしながら、「輸入品でオシャレなものは、なぜかみんな取り付けがめんどくさいね」などとブツブツ言っておりましたが・・・

 

で、夜になって照明がついたら、こんな感じになりました!

どうでしょうか?

なかなかレトロチックではありませんか?

女子部の方に塗っていただいた柱のブルーにもピッタリとマッチしました。

つくづく写真を眺めながら、これまで苦労した分だけ今は報われたという感慨にひたっております。

 

 

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